C++ ステートメントの概要

C++ ステートメントは、式ステートメント、選択ステートメント、繰り返しステートメント、またはジャンプ ステートメントによって特にその順序を変更した場合を除き、順次実行されます。

ステートメントは、次の型で構成できます。

labeled-statement
expression-statement
compound-statement
selection-statement
iteration-statement
jump-statement
declaration-statement
try-throw-catch

ほとんどの場合、C++ ステートメントの構文は ANSI C89 の構文と同じです。 両者の主な相違点は、C89 では宣言がブロックの開始時のみで許可されるのに対し、C++ ではこの制限を事実上ないものにする declaration-statement を追加することです。 これによって、プログラム内で、事前計算される初期値を計算できる時点で変数を導入できます。

また、ブロック内部で変数を宣言しても、これらの変数のスコープと有効期間を正確に制御できます。

ステートメントに関する記事では、次の C++ キーワードについて説明します。

関連項目

ステートメント