ODBC データ ソース アドミニストレーター

ODBC アドミニストレーターは、ローカルまたはネットワーク経由でデータ ソースの登録や設定を行います。 ウィザードは、ODBC データ ソース アドミニストレーターの提供する情報を利用して、データ ソースに接続するコードを生成します。

MFC ODBC クラスまたは MFC DAO (データ アクセス オブジェクト) クラスで使用する ODBC データ ソースをセットアップするには、最初にデータ ソースの登録と設定を行う必要があります。 データ ソースの追加や削除には ODBC データ ソース アドミニストレーターを使います。 使用する ODBC ドライバーによっては、新しいデータ ソースも作成できます。

ODBC データ ソース アドミニストレーターは、セットアップ時にインストールされます。 インストール時に、[カスタム] インストールを選び、[データベース オプション] ダイアログ ボックスで ODBC ドライバーを指定しなかった場合は、セットアップ プログラムを再度実行して、必要なファイルをインストールする必要があります。

ODBC ドライバーは、セットアップ時に選択してインストールします。 また、セットアップ後に、Visual C++ セットアップ プログラムを使って、Visual C++ に添付されているドライバーをインストールすることもできます。

Visual C++ に添付されていない ODBC ドライバーをインストールする場合は、そのドライバーのセットアップ プログラムを実行してください。

Visual C++ に添付されている ODBC ドライバーをインストールするには

  1. Visual C++ の CD からセットアップ プログラムを起動します。

    セットアップ プログラムの最初のダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 各ダイアログ ボックスの [次へ] をクリックしていくと、[インストール オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。 [カスタム] を選び、[次へ] をクリックします。

  3. [Microsoft Visual C++ のセットアップ] ダイアログ ボックスで、[データベース オプション] チェック ボックス以外のすべてのチェック ボックスをオフにし、[詳細] をクリックして [データベース オプション] ダイアログ ボックスを表示します。

  4. [Microsoft Data Access Objects] チェック ボックスをオフにし、[Microsoft ODBC ドライバ] チェック ボックスをオンにしてから、[詳細] をクリックします。

    [Microsoft ODBC ドライバ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. インストールするドライバーを選び、[OK] を 2 回クリックします。

  6. 残りの各ダイアログ ボックスで [次へ] をクリックして、インストールを開始します。 インストールが完了すると、セットアップ プログラムが知らせます。

ドライバーをインストールしたら、ODBC データ ソース アドミニストレーターを使用してデータ ソースを設定できます。 ODBC アイコンはコントロール パネルにあります。

関連項目

ODBC (Open Database Connectivity)
データ ソース (ODBC)