コマンド ラインの警告 D9025

'option1' より 'option2' が優先されます。

option1 オプションが指定されましたが、option2 によってオーバーライドされました。 option2 オプションが使用されました。

2 つのオプションで相容れない (両立しない) ディレクティブが指定された場合、コマンド ラインの右側から一番遠いオプションに明示的または暗黙的に指定されたディレクティブが使用されます。

開発環境からコンパイルしているときにこの警告が発生した場合で、なおかつ競合するオプションの場所が定かでない場合は、次の点を考慮に入れてください。

  • オプションは、コードで指定できるほか、プロジェクトの [プロジェクトの設定] でも指定できます。 コンパイラの [コマンド ライン] プロパティ ページを表示していて、[すべてのオプション] フィールドに競合するオプションが確認できる場合、それらのオプションはプロジェクトのプロパティ ページで設定されています。それ以外の場合、オプションはソース コードで設定されています。

    オプションがプロジェクトのプロパティ ページで設定されている場合は、(ソリューション エクスプローラーで対象のプロジェクト ノードを選択したうえで) コンパイラの [プリプロセッサ] プロパティ ページを参照してください。 そこでオプションが設定されていない場合は、(ソリューション エクスプローラーにある) 各ソース コード ファイルの [プリプロセッサ] プロパティ ページの設定をチェックし、そこに追加されていないか確認してください。

    オプションがコードで設定されている場合は、コード内で設定されているか、Windows ヘッダー内で設定されていることが考えられます。 前処理されたファイルを作成 (/P) して、そこからシンボルを検索してみてください。