ファイル I/O クラス
これらのクラスは、従来のディスク ファイル、メモリ内ファイル、Active ストリーム、および Windows ソケットへのインターフェイスを提供します。 CFile から派生したすべてのクラスは、CArchive オブジェクトと一緒に使用して、シリアル化を実行できます。
独自の入出力処理を記述する場合は、以下のクラス (特に CArchive および CFile) を使用します。 通常、これらのクラスからの派生は必要ありません。 アプリケーション フレームワークを使用する場合、ドキュメントの Serialize 関数をオーバーライドして、ドキュメントの内容をシリアル化する方法の詳細を指定してあれば、[ファイル] メニューの [開く] コマンドと [保存] コマンドの既定の実装で、ファイル I/O が処理されます (クラス CArchive が使用されます)。 ファイル クラスとシリアル化の詳細については、「MFC のファイル」およびシリアル化に関する記事を参照してください。
Cfile
バイナリ ディスク ファイルへのファイル インターフェイスを提供します。
CStdioFile
通常はテキスト モードで、バッファー ストリーム ディスク ファイルへの CFile インターフェイスを提供します。
Cmemfile
インメモリ ファイルへの CFile インターフェイスを提供します。
CSharedFile
共有インメモリ ファイルへの CFile インターフェイスを提供します。
COleStreamFile
COM IStream インターフェイスを使用して、複合ファイルへの CFile アクセスを提供します。
CSocketFile
Windows ソケットへの CFile インターフェイスを提供します。
関連クラス
Carchive
CFile オブジェクトと連携し、シリアル化を通じてオブジェクトの永続ストレージを実装します (CObject::Serialize を参照してください)。
CArchiveException
アーカイブ例外。
CFileException
ファイル指向の例外。
Cfiledialog
ファイルを開くまたは保存するための標準のダイアログ ボックスを提供します。
CRecentFileList
最近使用した (MRU) ファイルの一覧を保持します。