MFC のファイル
Microsoft Foundation Class ライブラリ (MFC) のクラス CFile は通常のファイル I/O 操作を処理します。 この一連の記事では、ファイルを開いたり閉じたりする方法と、これらのファイルに対するデータの読み取りと書き込みを行う方法について説明します。 また、ファイルの状態の操作についても説明します。 ファイル内のデータの読み取りと書き込みを行う別の方法として、MFC のオブジェクトベースのシリアル化機能を使用する方法の詳細については、シリアル化に関する記事を参照してください。
Note
MFC CDocument
オブジェクトを使用すると、シリアル化作業の大半をフレームワークが代わりに実行します。 特に、フレームワークによって CFile
オブジェクトが作成され、使用されます。 クラス CDocument
の Serialize
メンバー関数のオーバーライド内にコードを記述するだけで済みます。
CFile
クラスは、汎用のバイナリファイル操作のためのインターフェイスを提供します。 CFile
から派生した CStdioFile
と CMemFile
クラスおよび CMemFile
から派生した CSharedFile
クラスは、より特化されたファイル サービスを提供します。
MFC ファイル処理の代替方法の詳細については、"ランタイム ライブラリ リファレンス" の「ファイル処理」を参照してください。
派生 CFile
クラスについては、MFC 階層グラフに関するページを参照してください。
実行する操作
CFile を使用する
MFC シリアル化 (オブジェクトの永続化) を使用する