CMapWordToPtr クラス

16 ビット ワードをキーとした void ポインターのマップをサポートします。

構文

class CMapWordToPtr : public CObject

メンバー

のCMapWordToPtrメンバー関数は、CMapStringToOb クラスのメンバー関数に似ています。 メンバー関数については CMapStringToOb クラスの説明を参照してください。 ポインターが CObject 関数パラメーターまたは戻り値として表示される場合は、ポインターを > に void置き換える必要があります。 関数パラメーターまたはconst戻り値としてのポインターcharが表示CStringされる場合は、必ず WORD に置き換える必要があります。

BOOL CMapWordToPtr::Lookup( WORD <key>, void*& <rValue> ) const;

たとえば、次のように変換します。

BOOL CMapStringToOb::Lookup( const char* <key>, CObject*& <rValue> ) const;

パブリック コンストラクター

名前	説明
CMapWordToPtr::CMapWordToPtr	コンストラクターです。

パブリック メソッド

名前	説明
CMapWordToPtr::GetCount	このマップ内の要素の数を返します。
CMapWordToPtr::GetHashTableSize	ハッシュ テーブル内の要素の現在の数を決定します。
CMapWordToPtr::GetNextAssoc	次に反復処理の対象となる要素が取得されます。
CMapWordToPtr::GetSize	このマップ内の要素の数を返します。
CMapWordToPtr::GetStartPosition	最初の要素の位置を返します。
CMapWordToPtr::HashKey	指定したキーのハッシュ値を計算します。
CMapWordToPtr::InitHashTable	ハッシュ テーブルを初期化します。
CMapWordToPtr::IsEmpty	空のマップ条件 (要素なし) をテストします。
CMapWordToPtr::Lookup	void ポインター キーに基づいて void ポインターを検索します。 ポインター値は、それが指すエンティティではなく、キー比較に使用されます。
CMapWordToPtr::LookupKey	指定したキー値に関連付けられているキーへの参照を返します。
CMapWordToPtr::RemoveAll	このマップからすべての要素を削除します。
CMapWordToPtr::RemoveKey	キーで指定された要素を削除します。
CMapWordToPtr::SetAt	マップに要素を挿入します。は、一致するキーが見つかった場合に既存の要素を置き換えます。

パブリック演算子

名前	説明
CMapWordToPtr::operator [ ]	map に要素を挿入します。SetAt

解説

CMapWordToPtr には、実行時の型アクセスとオブジェクトへのダンプをサポートするIMPLEMENT_DYNAMIC マクロが CDumpContext 組み込まれています。 個々のマップ要素のダンプが必要な場合は、ダンプ コンテキストの深さを 1 以上に設定する必要があります。

Word からポインターへのマップはシリアル化できません。

オブジェクトが CMapWordToPtr 削除されたとき、またはその要素が削除されると、単語とポインターが削除されます。 ポインターによって参照されるエンティティは削除されません。

詳細については、コレクションに関するCMapWordToPtr記事を参照してください。

継承階層

CObject

CMapWordToPtr

必要条件

ヘッダー: afxcoll.h

関連項目

CObject クラス
階層図