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COleException クラス

OLE 操作に関する例外条件を表します。

構文

class COleException : public CException

メンバー

パブリック メソッド

名前 説明
COleException::P rocess キャッチされた例外を OLE リターン コードに変換します。

パブリック データ メンバー

名前 説明
COleException::m_sc 例外の理由を示す状態コードを格納します。

解説

COleException クラスには、例外の理由を示す状態コードを保持するパブリック データ メンバーが含まれています。

一般に、 COleException オブジェクトは直接作成しないでください。代わりに、 AfxThrowOleExceptionを呼び出す必要があります。

例外の詳細については、「exception Handling (MFC)および Exceptions: OLE Exceptions」を参照してください。

継承階層

CObject

CException

COleException

要件

ヘッダー : afxdisp.h

COleException::m_sc

このデータ メンバーは、例外の理由を示す OLE 状態コードを保持します。

SCODE m_sc;

解説

この変数の値は、 AfxThrowOleException によって設定されます。

SCODE の詳細については、Windows SDK の「COM エラー コードの構造」を参照してください。

try
{
   SomeOleFunc();
}
catch (COleException* pe)
{
   TRACE(_T("COleException caught. SCODE = %x\n"), pe->m_sc);
   pe->Delete();
}

COleException::P rocess

Process メンバー関数を呼び出して、キャッチされた例外を OLE 状態コードに変換します。

static SCODE PASCAL Process(const CException* pAnyException);

パラメーター

pAnyException
キャッチされた例外へのポインター。

戻り値

OLE 状態コード。

解説

Note

この関数は static

SCODE の詳細については、Windows SDK の「COM エラー コードの構造」を参照してください。

COleDispatchDriver::CreateDispatchの例を参照してください。

関連項目

MFC サンプル CALCDRIV
CException クラス
階層図