Rebar コントロールでのイメージ リストの使い方

各 Rebar バンドには、特に、関連するイメージ リスト内のイメージを含めることができます。 次の手順では、Rebar バンドにイメージを表示するために必要な手順について詳しく説明します。

Rebar バンドにイメージを表示するには

  1. 既存のイメージ リストへのポインターを渡して SetImageList を呼び出すことによって、Rebar コントロール オブジェクトにイメージ リストをアタッチします。

  2. REBARBANDINFO 構造体を変更して、イメージを Rebar バンドに割り当てます。

    • fMask メンバーを RBBIM_IMAGE に設定し、必要に応じて、ビット単位の OR 演算子を使用して追加のフラグを含めます。

    • 表示するイメージのイメージ リスト インデックスに iImage メンバーを設定します。

  3. 必要な情報を使用して、含まれる子ウィンドウのサイズ、テキスト、ハンドルなどの残りのデータ メンバーを初期化します。

  4. REBARBANDINFO 構造体を渡しながら、CReBarCtrl::InsertBand と共に新しいバンド (イメージを含む) を挿入します。

次の例では、2 つのイメージを含む既存のイメージ リスト オブジェクトが Rebar コントロール オブジェクト (m_wndReBar) にアタッチされていることを前提とします。 最初のイメージを含む新しい Rebar バンド (rbi で定義) が、InsertBand の呼び出しと共に追加されます。

REBARBANDINFO rbi = {0};
rbi.cbSize = sizeof(REBARBANDINFO);
rbi.fMask = RBBIM_BACKGROUND | RBBIM_CHILD | RBBIM_IMAGE |
            RBBIM_CHILDSIZE | RBBIM_STYLE | RBBIM_TEXT;
rbi.fStyle = RBBS_GRIPPERALWAYS;
rbi.cxMinChild = 200;
rbi.cyMinChild = 50;
rbi.lpText = _T("Band #2");
rbi.cch = 7;
rbi.cx = 300;
rbi.hbmBack = (HBITMAP)m_RebarBitmap;
rbi.iImage = 0;
rbi.hwndChild = (HWND)m_Toolbar2;
m_Rebar.GetReBarCtrl().InsertBand(1, &rbi);

関連項目

CReBarCtrl の使い方
コントロール