PERMUT
指定された数の対象から、指定された数だけ抜き取る場合の順列の数を返します。 順列は、内部の順序が重要となるオブジェクトまたはイベントのセットまたはサブセットです。 順列は、内部の順序が重要ではない組み合わせとは異なります。 この関数は、宝くじスタイルの確率計算に使用します。
構文
PERMUT(number, number_chosen)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
数値 | 必須。 対象の数を指定する整数。 |
number_chosen | 必須。 各順列で対象の数を指定する整数。 |
戻り値
指定された数の対象から、指定された数だけ抜き取る場合の順列の数を返します。
解説
どちらの引数も小数点以下が切り捨てられます。
number または number_chosen が数値以外の場合、PERMUT では #VALUE! エラー値が返されます。
number ≤ 0 の場合、または number_chosen < 0 の場合、PERMUT では #NUM! エラー値が返されます。
number < number_chosen の場合、PERMUT では #NUM! エラー値が返されます。
順列の数の式は次のとおりです。
$$P_{k,n} = \frac{n!}{(n-k)!}$$
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
次の例では、そのうち 2 つが選択されている 3 つのオブジェクトのグループに対して可能な順列。
= PERMUT(3,2)
Result、
6