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SAMEPERIODLASTYEAR

適用対象: 計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

Note

この関数は、意味のない結果を返す可能性があるため、ビジュアル計算で使用することはお勧めしません。

現在のコンテキストで、指定した dates 列の日付から 1 年前にシフトされた日付の列を含むテーブルを返します。

構文

SAMEPERIODLASTYEAR(<dates>)

パラメーター

用語 定義
dates 日付を含む列。

戻り値

日付値の単一列テーブル。

解説

  • dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

    • 日付/時刻列への参照。
    • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。
    • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。
  • ブール式に対する制約については、「CALCULATE」を参照してください。

  • 返される日付は、等価な式 (DATEADD(dates, -1, year)) によって返される日付と同じです。

  • この関数は、計算列または行レベル セキュリティ (RLS) 規則で使用する場合、DirectQuery モードでは使用できません。

次のサンプル式では、Reseller Sales の前年の売上を計算するメジャーを作成します。

= CALCULATE(SUM(ResellerSales_USD[SalesAmount_USD]), SAMEPERIODLASTYEAR(DateTime[DateKey]))

特殊な動作

選択に過去 2 日間の月が含まれる場合、SAMEPERIODLASTYEAR では "拡張" セマンティクスが使用され、月末までの日数が含まれます。 たとえば、2009 年 2 月 27 日と 28 日を選択に含めると、SAMEPERIODLASTYEAR は 2008 年 2 月 27 日から 29 日に戻ります。

この動作は、過去 2 日間の月が選択範囲に含まれている場合にのみ発生します。 2 月 27 日のみが選択されている場合は、2 月 27 日に移動します。

= SAMEPERIODLASTYEAR(DateTime[DateKey])

日時関数タイム インテリジェンス関数 PREVIOUSYEARPARALLELPERIOD