文字列関数

Data Analysis Expressions (DAX) には、Excel の文字列関数のライブラリに基づくテキスト関数のセットが含まれていますが、テーブル モデルのテーブルと列で動作するように変更されています。 このセクションでは、DAX 言語で使用できるテキスト関数について説明します。

このカテゴリの内容

関数 Description
COMBINEVALUES 2 つ以上のテキスト文字列を結合して 1 つのテキスト文字列にまとめます。
CONCATENATE 2 つの文字列を結合して 1 つの文字列にまとめます。
CONCATENATEX テーブルの行ごとに評価される式の結果を連結します。
EXACT 2 つのテキスト文字列を比較し、まったく同じである場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。
FIND 文字列が他の文字列内で最初に現れる位置を検索します。
FIXED 指定された小数点以下の桁数に数値を丸め、その結果をテキストとして返します。
FORMAT 指定した書式に従って、値をテキストに変換します。
LEFT テキスト文字列の先頭から指定された数の文字を返します。
LEN テキスト文字列の長さ (文字数) を返します。
LOWER テキスト文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換します。
MID テキスト文字列の指定された位置から指定された長さの文字列を取り出して返します。
REPLACE REPLACE では、指定した文字数に基づいて、テキスト文字列の一部が別のテキスト文字列に置き換えられます。
REPT テキストを指定された回数繰り返します。
RIGHT RIGHT では、指定した文字数に基づいて、テキスト文字列内の最後の 1 文字または複数文字が返されます。
SEARCH 特定の文字またはテキスト文字列が最初に見つかった文字の番号を返します (左から右へ読み取ります)。
SUBSTITUTE テキスト文字列内の既存のテキストを新しいテキストに置き換えます。
TRIM 単語間の 1 つのスペースを除くすべてのスペースをテキストから削除します。
UNICHAR 数値によって参照されている Unicode 文字を返します。
UNICODE テキスト文字列の最初の文字に対応する数値コードを返します。
UPPER テキスト文字列をすべて大文字に変換します。
VALUE 数値を表すテキスト文字列を数値に変換します。