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異常なデータ使用量でアプリを監視して対応する

アプリ ガバナンスによって、望ましくない、悪意のある可能性があるアプリのアクティビティを特定するのに役立つ、データ使用状況の情報が提供されます。

この記事では、Microsoft Defender XDR のアプリ ガバナンス ページで利用可能なデータ使用量要素について説明します。

データ使用量データ

概要ぺージに表示されるデータ使用量カードは、時間の経過に伴うデータ使用量の推移を表示し、Microsoft 365 リソースにアクセスするすべてのアプリのアップロードアクティビティとダウンロード アクティビティの合計に見られるピーク部分を強調表示します。

また、このカードではファイルやメールなど、さまざまなリソースの使用情報も個別に提供されるので、アプリによって誤用されている可能性のあるリソースを特定することができます。

アプリケーションの詳細ウィンドウ

特定のアプリを選択すると、アプリ タブの右側にあるアプリの詳細ウィンドウに、リソース種類別のアプリ固有のデータ使用量情報、および時間の経過に伴うアップロードおよびダウンロードパターンを表示します。

ポリシーの条件

ポリシー条件 - データ使用量が次の条件と一致するアプリに自動的にフラグを設定し、非アクティブ化するポリシーを作成できます。

  • データ使用量: ダウンロードとアップロードの合計回数が、指定したしきい値を超えるもの
  • データ使用状況の傾向: 前日と比較したダウンロードとアップロードの合計回数の増加率が、指定したしきい値に到達したもの

次のステップ

異常検出アラートを調査する