WebRTC の量子後キー アグリーメントを有効にする
サポートされているバージョン
- 141 以降の Windows と macOS の場合
説明
このポリシーは、Microsoft Edge での WebRTC の量子後キー アグリーメントの使用を制御します。
このポリシーを有効にした場合、Microsoft Edge は WebRTC の量子後キー契約を提供します。
このポリシーを無効にした場合、量子後キーアグリーメントは WebRTC には提供されません。
このポリシーを構成しない場合、量子後キーアグリーメントは WebRTC に提供されません。 Microsoft Edge の将来のバージョンでは、この機能が既定で有効になる場合があります。
量子後キー アグリーメントの提供は下位互換性があります。 既存のデータグラム トランスポート層セキュリティ (DTLS) ピアとネットワーク ミドルウェアは、新しいオプションを無視し、以前のオプションを引き続き使用する必要があります。
ただし、DTLS を正しく実装していないデバイスは、新しいオプションを提供すると誤動作する可能性があります。 たとえば、認識されないオプションや大きなメッセージ サイズに応答して切断される場合があります。 このようなデバイスは量子化後の準備ができていないので、organizationの量子後遷移に干渉する可能性があります。 この問題が発生した場合、管理者はデバイス ベンダーに連絡して修正を求める必要があります。
このポリシーは一時的なものであり、今後のリリースで削除される予定です。
サポートされている機能
- 必須にすることができるか: はい
- 推奨にすることができるか: いいえ
- 動的なポリシーの更新: はい
- プロファイルごと: はい
- Microsoft アカウントでサインインしているプロファイルに適用: いいえ
データ型
- ブール値
Windows の情報と設定
グループ ポリシー (ADMX) 情報
- GP 固有の名前: WebRtcPostQuantumKeyAgreement
- GP 名: WebRTC の量子後キー アグリーメントを有効にする
- GP パス (必須): 管理用テンプレート/Microsoft Edge/WebRtc 設定
- GP パス (推奨): なし
- GP ADMX ファイル名: MSEdge.admx
値の例
Enabled
レジストリの設定
- パス (必須): SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
- パス (推奨): なし
- 値名: WebRtcPostQuantumKeyAgreement
- 値の種類: REG_DWORD
レジストリ値の例
0x00000001
Mac の情報と設定
- 基本設定キー名: WebRtcPostQuantumKeyAgreement
- サンプル値:
<true/>