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IRibbonUI インターフェイス

定義

customUI タグで指定された onLoad プロシージャによって返されるオブジェクトです。 そのオブジェクトには、コントロール プロパティを無効化するメソッドやユーザー インターフェイスの表示を更新するメソッドが含まれています。

public interface class IRibbonUI
[System.Runtime.InteropServices.Guid("000C03A7-0000-0000-C000-000000000046")]
public interface IRibbonUI
[<System.Runtime.InteropServices.Guid("000C03A7-0000-0000-C000-000000000046")>]
type IRibbonUI = interface
Public Interface IRibbonUI
属性

次の例では、ホスト アプリケーションを起動すると、onLoad イベント プロシージャがトリガーされ、次いでそれが、リボン UI を表す IRibbonUI オブジェクトを作成するプロシージャを呼び出します。 次に、キャッシュされたすべてのコントロールを無効化してからその UI の表示を更新するコールバック プロシージャを定義します。

Office がカスタム リボンを読み込む XML マークアップを次に示します。

&lt;customUI … onLoad=”MyAddInInitialize” …&gt;

onLoad イベントのコールバック メソッドを次に示します。

Dim MyRibbon As IRibbonUI
Sub MyAddInInitialize(Ribbon As IRibbonUI)
    Set MyRibbon = Ribbon
End Sub

Sub myFunction()
    ‘ Invalidates the caches of all of this add-in’s controls 
    MyRibbon.Invalidate()            
End Sub

注釈

COM アドインでコールバック プロシージャを使用してリボンのユーザー インターフェイス (UI) をカスタマイズすることができます。ホスト アプリケーションを起動すると、onLoad コールバック プロシージャが呼び出されます。 コールバック プロシージャは、ユーザー インターフェイス (UI) をポイントする IRibbonUI オブジェクトを返します。 そのオブジェクトを使用して、Invalidate メソッド、InvalidateControl メソッド、および Refresh メソッドを呼び出せます。

メソッド

ActivateTab(String)

指定したユーザー設定タブをアクティブにします。

ActivateTabMso(String)

指定した組み込みタブをアクティブにします。

ActivateTabQ(String, String)

Microsoft Office Fluent リボン UI 上の指定されたユーザー設定タブをアクティブにします。 タブの識別子と名前空間を含むタブの完全修飾名を使用します。

Invalidate()

リボン ユーザー インターフェイスのすべてのコントロールに対してキャッシュされた値を無効にします。

InvalidateControl(String)

リボン ユーザー インターフェイスの 1 つのコントロールに対してキャッシュされた値を無効にします。

InvalidateControlMso(String)

組み込みのコントロールを無効にするのに使用します。

適用対象