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_XDocumentEventSink2_Event.OnVersionUpgrade イベント

定義

開いている Microsoft InfoPath フォームのバージョン番号が、その基になるフォーム テンプレートのバージョン番号より古い場合に発生します。

public:
 event Microsoft::Office::Interop::InfoPath::SemiTrust::_XDocumentEventSink2_OnVersionUpgradeEventHandler ^ OnVersionUpgrade;
event Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust._XDocumentEventSink2_OnVersionUpgradeEventHandler OnVersionUpgrade;
member this.OnVersionUpgrade : Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust._XDocumentEventSink2_OnVersionUpgradeEventHandler 
Event OnVersionUpgrade As _XDocumentEventSink2_OnVersionUpgradeEventHandler 

イベントの種類

次の例では、 DocumentVersion オブジェクトの プロパティと SolutionVersion プロパティを VersionUpgradeEventObject 使用して、フォームとフォーム テンプレートのバージョン番号を表示します。

[InfoPathEventHandler(EventType=InfoPathEventType.<span class="label">OnVersionUpgrade</span>)]
public void OnVersionUpgrade(VersionUpgradeEvent e)
{
 thisXDocument.UI.Alert("The form version: " + e.DocumentVersion + 
  "\nThe form template version: " + e.SolutionVersion);
 e.ReturnStatus = true;
}

次の例では、 DocumentVersion オブジェクトの プロパティと SolutionVersion プロパティを VersionUpgradeEventObject 使用して、フォームとフォーム テンプレートのバージョン番号を表示します。

[InfoPathEventHandler(EventType=InfoPathEventType.<span class="label">OnVersionUpgrade</span>)]
public void OnVersionUpgrade(VersionUpgradeEvent e)
{
 thisXDocument.UI.Alert("The form version: " + e.DocumentVersion + 
  "\nThe form template version: " + e.SolutionVersion);
 e.ReturnStatus = true;
}

注釈

このイベント ハンドラーでは、ユーザーが操作を取り消せます。

OnVersionUpgrade イベントでは、フォームの基になる XML ドキュメントが読み取り専用モードになり、フォームに関連付けられた XML スキーマに対して検証されません。 オブジェクトの ReturnStatus プロパティが VersionUpgradeEventObjectfalse に設定されている場合、InfoPath はフォームの開きを取り消します。 OnVersionUpgrade イベントのスクリプト コードでエラーが発生した場合、InfoPath はそれを無視し、オブジェクトの ReturnStatus プロパティにVersionUpgradeEventObject依存します。 ReturnStatus プロパティが明示的に設定されていない場合は、既定値 true が使用されます。

: フォーム テンプレートの OnVersionUpgrade イベントのイベント ハンドラーを作成する場合は、実行する前に、documentVersionUpgrade 要素のオプションの useScriptHandler 要素を含むようにフォーム定義ファイル (.xsf) を編集する必要があります。

適用対象