SectionInformation.RequirePermission プロパティ

定義

名前空間:

System.Configuration

アセンブリ:

System.Configuration.ConfigurationManager.dll

パッケージ:

System.Configuration.ConfigurationManager v8.0.0

ソース:

SectionInformation.cs

関連付けられている構成セクションがアクセス許可を必要とするかどうかを示す値を取得します。

public:
 property bool RequirePermission { bool get(); void set(bool value); };

public bool RequirePermission { get; set; }

member this.RequirePermission : bool with get, set

Public Property RequirePermission As Boolean

プロパティ値

Boolean

true 属性が requirePermission に設定されている場合は true。それ以外の場合は false。 既定値は、true です。

例外

ConfigurationErrorsException

選択した値が定義済みの値と競合します。

例

次の例は、 セクションtrueの プロパティが の場合に Web アプリケーションに対してRequirePermission考えられる 2 つの信頼レベルをappSettings示しています。

<system.web>
   // With the following trust value
   // the code below works.
  <trust level="Full" />
</system.web>

<system.web>
  // With the following trust value
  // the code below does not work.
  <trust level="Medium" />
</system.web>

次の例は、信頼レベルが full に設定されている場合にエラーなしで実行されるコードを示しています。 それ以外の場合、コードによってエラーが発生します。

AppSettingsSection apSection =
  ConfigurationManager.GetSection("appSettings") as AppSettingsSection;

NameValueCollection apSectionCollection =
  ConfigurationManager.AppSettings;

Dim apSection As AppSettingsSection = _
  TryCast(ConfigurationManager.GetSection("appSettings"),
    AppSettingsSection)

  Dim apSectionCollection As NameValueCollection = _
    ConfigurationManager.AppSettings

注釈

が にtrue設定されている場合RequirePermission、GetSectionメソッドはアプリケーションの信頼レベル設定によって制限されます。 つまり、構成セクション ハンドラーへのアクセスを許可するメソッドまたはプロパティは、Web アプリケーションに対して設定された信頼レベルによって制限されます。

注意

高信頼と完全信頼は、現在のアプリケーション ドメイン外のファイルへのアクセスを許可する唯一のレベルであるため、アプリケーションでは、これらの信頼レベルでのみ構成セクション ハンドラーを使用できます。

が にfalse設定されている場合RequirePermission、構成データへのアクセスは、アプリケーションの信頼レベル設定によって制限されません。

注意

設定に関係なく、適切なファイル ACL (Access Control リスト) のRequirePermissionアクセス許可は引き続き必要です。 ACL のアクセス許可によって、構成ファイルにアクセスできるユーザーが決まります。