DataAdapter.Fill メソッド

定義

名前空間:

System.Data.Common

アセンブリ:

System.Data.Common.dll

データ ソース内の行と一致するように、DataSet の行を追加または更新します。

オーバーロード

Fill(DataSet)	データ ソース内の行と一致するように、DataSet の行を追加または更新します。
Fill(DataTable, IDataReader)	DataTable 名と指定した DataTable を使用して、データ ソース内の行と一致するように、IDataReader 内の行を追加または更新します。
Fill(DataTable[], IDataReader, Int32, Int32)	データ ソース内の行と一致するように、DataTable オブジェクトのコレクション内の指定した範囲の行を追加または更新します。
Fill(DataSet, String, IDataReader, Int32, Int32)	DataSet 名および DataSet 名を使用して、データ ソース内の行と一致するように、DataTable 内の指定した範囲の行を追加または更新します。

Fill(DataSet)

ソース:

DataAdapter.cs

データ ソース内の行と一致するように、DataSet の行を追加または更新します。

public:
 virtual int Fill(System::Data::DataSet ^ dataSet);

public virtual int Fill (System.Data.DataSet dataSet);

abstract member Fill : System.Data.DataSet -> int
override this.Fill : System.Data.DataSet -> int

Public Overridable Function Fill (dataSet As DataSet) As Integer

パラメーター

dataSet

DataSet

レコードおよび必要に応じてスキーマを格納するための DataSet。

戻り値

Int32

DataSet で正常に追加または更新された行数。 これには、行を返さないステートメントの影響を受ける行は含まれません。

実装

Fill(DataSet)

注釈

メソッドは Fill 、関連付けられた SelectCommand プロパティで指定された SELECT ステートメントを使用して、データ ソースから行を取得します。 SELECT ステートメントに関連付けられている接続オブジェクトは有効である必要がありますが、開いている必要はありません。 が呼び出される前に Fill 接続が閉じられている場合は、データを取得するために開かれた後、閉じられます。 が呼び出される前に Fill 接続が開いている場合は、開いたままです。

Fill次に、この操作によって、 内DataSetのコピー先DataTableオブジェクトに行が追加され、オブジェクトがまだ存在しない場合は作成DataTableされます。 オブジェクトを作成する DataTable 場合、通常、この操作では Fill 列名メタデータのみが作成されます。 ただし、 プロパティが MissingSchemaAction に AddWithKey設定されている場合は、適切な主キーと制約も作成されます。

SelectCommand が OUTER JOIN の結果を返す場合、 DataAdapter は、生成される PrimaryKey に DataTable値を設定しません。 重複する行が正しく解決されるように、主キーを明示的に定義する必要があります。 詳しくは、「主キーの定義」をご覧ください。

データ アダプターで が設定 DataTableされている間に重複する列が検出された場合は、"columnname1"、"columnname2"、"columnname3" などのパターンを使用して、後続の列の名前が生成されます。 受信データに名前のない列が含まれている場合は、"Column1"、"Column2" などのパターンに従って に配置 DataSet されます。 複数の結果セットが各結果セットに DataSet 追加されると、別のテーブルに配置されます。 追加の結果セットの名前は、指定したテーブル名 ("Table"、"Table1"、"Table2" など) に整数値を追加することによって指定されます。 列名とテーブル名を使用するアプリケーションでは、これらの名前付けパターンとの競合が発生しないようにする必要があります。

を設定 DataSet するために使用した SELECT ステートメントが複数の結果 (バッチ SQL ステートメントなど) を返す場合、結果の 1 つにエラーが含まれている場合、後続のすべての結果はスキップされ、 DataSetに追加されません。

メソッドは Fill 、同じ DataTableに対して複数回使用できます。 主キーが存在する場合、受信行は、既に存在する一致する行とマージされます。 主キーが存在しない場合、受信行は に DataTable追加されます。

注意

複数の結果を返すバッチ SQL ステートメントを処理する場合、.NET Framework Data Provider for OLE DB の の実装FillSchemaでは、最初の結果のみのスキーマ情報が取得されます。 複数の結果のスキーマ情報を取得するには、 を に設定して AddWithKeyをMissingSchemaAction使用Fillします。

こちらもご覧ください

• FillSchema(DataSet, SchemaType)
• ADO.NET の概要

Fill(DataTable, IDataReader)

ソース:

DataAdapter.cs

DataTable 名と指定した DataTable を使用して、データ ソース内の行と一致するように、IDataReader 内の行を追加または更新します。

protected:
 virtual int Fill(System::Data::DataTable ^ dataTable, System::Data::IDataReader ^ dataReader);

protected virtual int Fill (System.Data.DataTable dataTable, System.Data.IDataReader dataReader);

abstract member Fill : System.Data.DataTable * System.Data.IDataReader -> int
override this.Fill : System.Data.DataTable * System.Data.IDataReader -> int

Protected Overridable Function Fill (dataTable As DataTable, dataReader As IDataReader) As Integer

パラメーター

dataTable

DataTable

レコードの格納先の DataTable。

dataReader

IDataReader

IDataReader のインスタンス。

戻り値

Int32

DataTable で正常に追加または更新された行数。 これには、行を返さないステートメントの影響を受ける行は含まれません。

注釈

詳細については、備考を DataAdapter.Fill(DataSet) 参照してください。

こちらもご覧ください

• ADO.NET の概要

Fill(DataTable[], IDataReader, Int32, Int32)

ソース:

DataAdapter.cs

データ ソース内の行と一致するように、DataTable オブジェクトのコレクション内の指定した範囲の行を追加または更新します。

protected:
 virtual int Fill(cli::array <System::Data::DataTable ^> ^ dataTables, System::Data::IDataReader ^ dataReader, int startRecord, int maxRecords);

protected virtual int Fill (System.Data.DataTable[] dataTables, System.Data.IDataReader dataReader, int startRecord, int maxRecords);

abstract member Fill : System.Data.DataTable[] * System.Data.IDataReader * int * int -> int
override this.Fill : System.Data.DataTable[] * System.Data.IDataReader * int * int -> int

Protected Overridable Function Fill (dataTables As DataTable(), dataReader As IDataReader, startRecord As Integer, maxRecords As Integer) As Integer

パラメーター

dataTables

DataTable[]

レコードの格納先の DataTable オブジェクトのコレクション。

dataReader

IDataReader

IDataReader のインスタンス。

startRecord

Int32

開始レコードの 0 から始まるインデックス。

maxRecords

Int32

最大レコード数を示す整数。

戻り値

Int32

DataTable で正常に追加または更新された行数。 これには、行を返さないステートメントの影響を受ける行は含まれません。

注釈

詳細については、備考を System.Data.Common.DataAdapter.Fill(System.Data.DataSet) 参照してください。

こちらもご覧ください

• ADO.NET の概要

Fill(DataSet, String, IDataReader, Int32, Int32)

ソース:

DataAdapter.cs

DataSet 名および DataSet 名を使用して、データ ソース内の行と一致するように、DataTable 内の指定した範囲の行を追加または更新します。

protected:
 virtual int Fill(System::Data::DataSet ^ dataSet, System::String ^ srcTable, System::Data::IDataReader ^ dataReader, int startRecord, int maxRecords);

protected virtual int Fill (System.Data.DataSet dataSet, string srcTable, System.Data.IDataReader dataReader, int startRecord, int maxRecords);

abstract member Fill : System.Data.DataSet * string * System.Data.IDataReader * int * int -> int
override this.Fill : System.Data.DataSet * string * System.Data.IDataReader * int * int -> int

Protected Overridable Function Fill (dataSet As DataSet, srcTable As String, dataReader As IDataReader, startRecord As Integer, maxRecords As Integer) As Integer

パラメーター

dataSet

DataSet

レコードの格納先の DataSet。

srcTable

String

ソース テーブルの名前を示す文字列。

dataReader

IDataReader

IDataReader のインスタンス。

startRecord

Int32

開始レコードの 0 から始まるインデックス。

maxRecords

Int32

最大レコード数を示す整数。

戻り値

Int32

DataSet で正常に追加または更新された行数。 これには、行を返さないステートメントの影響を受ける行は含まれません。

注釈

詳細については、備考を System.Data.Common.DataAdapter.Fill(System.Data.DataSet) 参照してください。

こちらもご覧ください

• ADO.NET の概要