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SamlSerializer クラス

定義

SamlSecurityToken オブジェクトから XML ドキュメントへのシリアル化および XML ドキュメントからオブジェクトへの逆シリアル化を行います。

public ref class SamlSerializer
public class SamlSerializer
type SamlSerializer = class
Public Class SamlSerializer
継承
SamlSerializer

注釈

XML シリアル化とは、オブジェクトのパブリック プロパティとパブリック フィールドを格納したり伝送できるようにシリアル形式 (この場合は XML) に変換する処理のことです。 逆シリアル化とは、XML から元の状態のオブジェクトを作り直すことです。

SamlSerializer クラスは、SAML セキュリティ トークンのシリアル化と逆シリアル化を行うクラスであり、その形式は拡張可能です。 他の多くのセキュリティ トークンとは異なり、SamlSecurityToken セキュリティ トークンには、アプリケーションのニーズに応じてカスタマイズできる XML 要素と属性があります。 SAML アサーションの拡張ポイントには、<saml:Advice><saml:Condition><saml:Statement> などの要素があります。 これら各要素の読み取り方法のオーバーライドの詳細については、LoadAdvice(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)LoadCondition(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)、および LoadStatement(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver) の各メソッドを参照してください。

コンストラクター

SamlSerializer()

SamlSerializer クラスの新しいインスタンスを初期化します。

メソッド

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
LoadAdvice(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML を使用して、SAML アサーションの <saml:Advice> 要素内の SAML 証明機関によって提供される追加情報を読み取ります。

LoadAssertion(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーから SAML アサーションを読み取ります。

LoadAttribute(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーを使用して、SAML セキュリティ トークンのサブジェクトの属性を読み取ります。

LoadCondition(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーを使用して、SAML アサーションの有効性の評価時に考慮しなければならない条件を読み取ります。

LoadConditions(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーを使用して、SAML アサーションの有効性の評価時に考慮しなければならない一連の条件を読み取ります。

LoadStatement(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーを使用して SAML ステートメントを読み取ります。

MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
PopulateDictionary(IXmlDictionary)

このシリアライザーが認識する XML 要素と属性の既定のセットを、指定した要素と属性の辞書に置き換えます。

ReadToken(XmlReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーから SAML セキュリティ トークンを読み取ります。

ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)
WriteToken(SamlSecurityToken, XmlWriter, SecurityTokenSerializer)

指定した XML シリアライザーに、指定した SAML セキュリティ トークンを書き込みます。

適用対象

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