InstanceStore クラス
定義
重要
一部の情報は、リリース前に大きく変更される可能性があるプレリリースされた製品に関するものです。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。
インスタンス ストアを表します。
public ref class InstanceStore abstract
public abstract class InstanceStore
type InstanceStore = class
Public MustInherit Class InstanceStore
- 継承
-
InstanceStore
- 派生
注釈
永続化プロバイダーによって、InstanceStore クラスの具象実装を通してインスタンス ストアにアクセスできます。
永続化プロバイダーは、コマンドの実行が完了した後でも、TryCommand に渡されるハンドルの InstanceHandle.Free を呼び出すことができます。 ただし、永続化プロバイダーが InstanceHandle オブジェクトや InstanceOwner オブジェクトへの強参照を保持することはありません。これによって、InstanceStore がガベージ コレクトされない可能性があるためです。
警告
永続化されたワークフローのワークフロー定義は変更できません。 ワークフロー定義が永続化された後に変更された場合、ワークフローの再読み込み時にワークフロー ランタイムがクラッシュします。
コンストラクター
InstanceStore() |
InstanceStore クラスのインスタンスを初期化します。 |
プロパティ
DefaultInstanceOwner |
既定のインスタンス所有者を取得または設定します。 |
メソッド
BeginExecute(InstanceHandle, InstancePersistenceCommand, TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
LoadWorkflowCommand、SaveWorkflowCommand などの永続化コマンドを非同期で実行します。 |
BeginTryCommand(InstancePersistenceContext, InstancePersistenceCommand, TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
永続化プロバイダーはこのメソッドを実装して、特定の永続化コマンドを実行できるかどうかを決定します。 コマンドを実行できる場合は、コマンドを非同期で実行します。 |
BeginWaitForEvents(InstanceHandle, TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
特定のインスタンス ハンドルのインスタンス ストアによって発生するイベントをリッスンする非同期操作を開始します。 |
CreateInstanceHandle() |
インスタンス ハンドルを作成します。 |
CreateInstanceHandle(Guid) |
インスタンス ハンドルを作成します。 DefaultInstanceOwner を設定すると、値は新しいハンドルのインスタンス所有者として自動的にバインドされます。 パラメーターとして渡されるインスタンス識別子は、新しいハンドルのインスタンスとして自動的にバインドされます。 |
CreateInstanceHandle(InstanceOwner) |
インスタンス ハンドルを作成します。 パラメーターとして渡されるインスタンス所有者が null でない場合、値は新しいハンドルのインスタンス所有者として自動的にバインドされます。 (そうでない場合は、DefaultInstanceOwner が設定されていても、インスタンス所有者はバインドされません)。 |
CreateInstanceHandle(InstanceOwner, Guid) |
インスタンス ハンドルを作成します。 パラメーターとして渡されるインスタンス所有者が null でない場合、値は新しいハンドルのインスタンス所有者として自動的にバインドされます。 (それ以外の場合は、DefaultInstanceOwner が設定されていても、インスタンス所有者はバインドされません。) パラメーターとして渡されるインスタンス識別子は、新しいハンドルのインスタンスとして自動的にバインドされます。 |
EndExecute(IAsyncResult) |
非同期操作を終了します。 |
EndTryCommand(IAsyncResult) |
非同期操作を終了します。 |
EndWaitForEvents(IAsyncResult) |
BeginWaitForEvents(InstanceHandle, TimeSpan, AsyncCallback, Object) メソッドによって開始される非同期操作を終了します。 |
Equals(Object) |
指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (継承元 Object) |
Execute(InstanceHandle, InstancePersistenceCommand, TimeSpan) |
永続化コマンドを同期的に実行します。 永続化コマンドには、LoadWorkflowCommand、SaveWorkflowCommand などがあります。 |
GetEvents(InstanceOwner) |
InstanceOwner オブジェクトにバインドされているシグナル状態のイベントをすべて取得します。 |
GetHashCode() |
既定のハッシュ関数として機能します。 (継承元 Object) |
GetInstanceOwners() |
有効なインスタンス ハンドルにバインドされている、またはガベージ コレクトされていない InstanceOwner オブジェクトを取得します。 |
GetType() |
現在のインスタンスの Type を取得します。 (継承元 Object) |
MemberwiseClone() |
現在の Object の簡易コピーを作成します。 (継承元 Object) |
OnFreeInstanceHandle(InstanceHandle, Object) |
インスタンス ハンドルが解放されると呼び出されます。 |
OnNewInstanceHandle(InstanceHandle) |
新しいインスタンス ハンドルが作成されると呼び出されます。 |
ResetEvent(InstancePersistenceEvent, InstanceOwner) |
シグナル状態のイベントをリセットし、イベントをインスタンス所有者で維持されるシグナル状態のイベントから削除します。 |
SignalEvent(InstancePersistenceEvent, InstanceOwner) |
インスタンス ストアはこのメソッドを呼び出してイベントをシグナル状態にします。 この永続性イベントを定期受信するワークフロー ホストは、これを受信して適切なアクションを実行します。 |
ToString() |
現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (継承元 Object) |
TryCommand(InstancePersistenceContext, InstancePersistenceCommand, TimeSpan) |
永続化プロバイダーはこのメソッドを実装して、特定の永続化コマンドを実行できるかどうかを判断し、できる場合は非同期で実行します。 |
WaitForEvents(InstanceHandle, TimeSpan) |
通常、ワークフロー ホストは、このメソッドを呼び出し、イベントがシングル状態になるまで待機します。 |
適用対象
.NET