ProfileOptimization.StartProfile(String) メソッド

定義

バックグラウンド スレッド上で、指定したプロファイル ファイルに前もって記録済みのメソッドの、Just-In-Time (JIT) コンパイラを開始します。 指定したプロファイル ファイルをあとで上書きする、現在のメソッド使用の記録処理を開始します。

public:
 static void StartProfile(System::String ^ profile);
public static void StartProfile (string? profile);
public static void StartProfile (string profile);
[System.Security.SecurityCritical]
public static void StartProfile (string profile);
static member StartProfile : string -> unit
[<System.Security.SecurityCritical>]
static member StartProfile : string -> unit
Public Shared Sub StartProfile (profile As String)

パラメーター

profile
String

使用するプロファイルのファイル名。

属性

注釈

指定したプロファイルが メソッドで SetProfileRoot 指定されたフォルダーに存在する場合は、そのプロファイルに含まれる情報を使用して、バックグラウンド スレッドでメソッドをコンパイルする順序を決定します。 このメソッドは StartProfile 、プロファイルがまだ存在しない場合に作成し、メソッドの使用の記録を開始します。

バックグラウンド スレッドとメイン アプリケーション スレッドのどちらでコンパイルされたかに関係なく、実際に呼び出されたメソッドのみが記録されます。 バックグラウンド スレッドがコンパイルする前にアプリケーションで呼び出す必要がある場合は、メイン アプリケーション スレッドでメソッドがコンパイルされます。

記録を実行するコードは、バックグラウンド スレッドとメイン スレッドの両方でコンパイルされるメソッドを含め、メソッドのコンパイル速度を追跡します。 レートが所定のレベルを下回ると、記録が停止します。 JIT コンパイルの速度が事前に定義された上限を超えると、記録も停止します。

このメソッドを呼び出すと、進行中の以前の記録が停止します。 このメソッドを null プロファイル ファイル名で呼び出すと、進行中の記録が停止され、新しい記録は開始されません。

現在のアプリケーション ドメインに SetProfileRoot 対して メソッドが呼び出されていない場合、またはコンピューターに複数のコアがない場合、 StartProfile メソッドは無効です。

適用対象