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BasicHttpBinding.BypassProxyOnLocal プロパティ

定義

ローカル アドレスに対してプロキシ サーバーをバイパスするかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。

public:
 property bool BypassProxyOnLocal { bool get(); void set(bool value); };
public bool BypassProxyOnLocal { get; set; }
member this.BypassProxyOnLocal : bool with get, set
Public Property BypassProxyOnLocal As Boolean

プロパティ値

ローカル アドレスに対してプロキシ サーバーを使用しない場合は true、それ以外の場合は false です。 既定値は false です。

次の例では、ローカル リソースでプロキシをバイパスするようにこのプロパティを設定しています。

BasicHttpBinding binding = new BasicHttpBinding();
binding.BypassProxyOnLocal = true;

このプロパティの値は、構成ファイルでも設定できます。

<configuration>
  <system.serviceModel>

    <bindings>
      <basicHttpBinding>
        <binding name="Binding1" 
                 bypassProxyOnLocal="true">
          <security mode="None" />
        </binding>
      </basicHttpBinding>
    </bindings>
  </system.serviceModel>

</configuration>

注釈

インターネット リソースは、ローカル アドレスを持つ場合ローカルです。 ローカル アドレスは、同じコンピューター、ローカル LAN、またはイントラネット上にあり、http://webserver/http://localhost/ など、ピリオド (.) を含まない URI により構文的に識別されるアドレスです。

BypassProxyOnLocal プロパティを設定すると、 で BasicHttpBinding 構成されたエンドポイントがローカル リソースにアクセスするときにプロキシ サーバーを使用するかどうかを決定します。

BypassProxyOnLocal が の場合、 trueローカル インターネット リソースへの要求ではプロキシ サーバーは使用されません。 このプロパティを localhost に設定した場合で、同じコンピューター上のサービスと対話するクライアントがプロキシを経由するときは、(true ではなく) ホスト名を使用します。

BypassProxyOnLocal が の場合、 false非 localhost URI に対するすべてのインターネット要求はプロキシ サーバーを介して行われます。 localhost を使用した URI への要求では、BypassProxyOnLocal 設定に関係なくプロキシ サーバーは使用されません。

適用対象