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ChannelFactoryBase クラス

定義

すべてのカスタム チャネル ファクトリに対する共通の基本実装を提供します。

public ref class ChannelFactoryBase abstract : System::ServiceModel::Channels::ChannelManagerBase, System::ServiceModel::Channels::IChannelFactory
public abstract class ChannelFactoryBase : System.ServiceModel.Channels.ChannelManagerBase, System.ServiceModel.Channels.IChannelFactory
type ChannelFactoryBase = class
    inherit ChannelManagerBase
    interface IChannelFactory
    interface ICommunicationObject
Public MustInherit Class ChannelFactoryBase
Inherits ChannelManagerBase
Implements IChannelFactory
継承
派生
実装

注釈

カスタム チャネル ファクトリを作成するには、この基本クラスを使用します。

ChannelFactoryBase クラスは、ChannelManagerBase クラスから派生し、チャネルを作成するための IChannelFactory インターフェイスを実装します。 メソッドは、パラメーターの検証を処理した後、派生クラスがオーバーライドできる保護メソッド、仮想メソッド、または抽象メソッドにデリゲートします。

個々の保護仮想メソッドは、IChannelFactory インターフェイス上の他のメソッド (状態遷移メソッドなど) と自動的に同期をとります。 つまり、メソッド本体内部でのオブジェクトの整合性を保つために、さらにロック操作を行う必要はありません。

コンストラクター

ChannelFactoryBase()

ChannelFactoryBase クラスの新しいインスタンスを初期化します。

ChannelFactoryBase(IDefaultCommunicationTimeouts)

指定した既定の通信タイムアウトを使用して、ChannelFactoryBase クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

DefaultCloseTimeout

クローズ操作が完了するまで待機する既定の時間を取得します。

DefaultOpenTimeout

オープン操作が完了するまで待機する既定の時間を取得します。

DefaultReceiveTimeout

受信操作が完了するまで待機する既定の時間を取得します。

DefaultSendTimeout

送信操作が完了するまで待機する既定の時間を取得します。

IsDisposed

通信オブジェクトが破棄されたかどうかを示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
State

通信オブジェクトの現在の状態を示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
ThisLock

状態遷移中にクラス インスタンスを保護する相互排他的なロックを取得します。

(継承元 CommunicationObject)

メソッド

Abort()

通信オブジェクトを、直ちに現在の状態から Closing 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
BeginClose(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

タイムアウトを指定して、通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

指定した時間内で通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
Close()

通信オブジェクトを、現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Close(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
EndClose(IAsyncResult)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
EndOpen(IAsyncResult)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
Fault()

通信オブジェクトを、現在の状態から Faulted 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
GetCommunicationObjectType()

通信オブジェクトの型を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetProperty<T>()

チャネル スタックの適切な層から、要求のあった型指定されたオブジェクト (ある場合) を返します。

GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
OnAbort()

同期中止操作の呼び出しにより通信オブジェクトが終了状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

OnBeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

ファクトリが作成した各チャネルを閉じるための非同期操作を開始します。

OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

非同期オープン操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Opening 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnClose(TimeSpan)

指定した時間内に完了する必要がある開始状態に通信オブジェクトが遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

OnClosed()

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnClosing()

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnEndClose(IAsyncResult)

ファクトリが開いたチャネルを閉じるための非同期操作を完了します。

OnEndOpen(IAsyncResult)

通信オブジェクトがオープンしたら、非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
OnFaulted()

同期フォールト操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpen(TimeSpan)

指定した時間内に完了する必要がある開始状態に通信オブジェクトが遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpened()

通信オブジェクトが Opened 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpening()

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
Open()

通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Open(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposed()

通信オブジェクトが破棄された場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrImmutable()

通信オブジェクトの State プロパティが Created 状態に設定されていない場合、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrNotOpen()

通信オブジェクトが Opened 状態ではない場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

イベント

Closed

通信オブジェクトが Closed 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Closing

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Faulted

通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opened

通信オブジェクトが Opened 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opening

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)

明示的なインターフェイスの実装

IDefaultCommunicationTimeouts.CloseTimeout

通信オブジェクトによって呼び出された close メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。

(継承元 ChannelManagerBase)
IDefaultCommunicationTimeouts.OpenTimeout

通信オブジェクトによって呼び出された open メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。

(継承元 ChannelManagerBase)
IDefaultCommunicationTimeouts.ReceiveTimeout

通信オブジェクトによって呼び出された receive メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。

(継承元 ChannelManagerBase)
IDefaultCommunicationTimeouts.SendTimeout

通信オブジェクトによって呼び出された送信メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。

(継承元 ChannelManagerBase)

適用対象