CommunicationObject.Open メソッド

定義

名前空間:

System.ServiceModel.Channels

アセンブリ:

System.ServiceModel.Primitives.dll

パッケージ:

System.ServiceModel.Primitives v6.2.0

通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

オーバーロード

Open()	通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。
Open(TimeSpan)	指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

注釈

Open メソッドは、呼び出されると、CommunicationObject を Opening 状態にし、さらに OnOpening、Open、および OnOpened を呼び出します。 OnOpened メソッドは、オブジェクトの状態を Open 状態に設定することによって、Opened メソッドを完了します。

Open()

ソース:

CommunicationObject.cs

通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

public:
 virtual void Open();

public void Open ();

abstract member Open : unit -> unit
override this.Open : unit -> unit

Public Sub Open ()

実装

Open()

例外

InvalidOperationException

通信オブジェクトは、Opened 状態または Opening 状態ではなく、変更できません。

ObjectDisposedException

通信オブジェクトは、Closing 状態または Closed 状態であり、変更できません。

CommunicationObjectFaultedException

通信オブジェクトは、Faulted 状態であり、変更できません。

TimeoutException

操作に割り当てられている既定の時間が、操作が完了する前に経過しました。

注釈

CommunicationObject は、インスタンス化されている場合は、Created 状態で開始されます。 Created 状態の場合、オブジェクトを構成する (プロパティの設定やイベントの登録など) ことはできますが、メッセージの送受信にはまだ使用できません。 Open メソッドは、呼び出されると、CommunicationObject を Opening 状態にし、さらに OnOpening、Open、および OnOpened を呼び出します。 OnOpened メソッドは、オブジェクトの状態を Open 状態に設定することによって、Opened メソッドを完了します。

の

Opened の場合は、CommunicationObject をメッセージの受信などに使用することはできますが、構成することはできません。

また、非同期バージョンの open メソッドがあります。これは、OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object) の呼び出しで開始され、EndOpen の呼び出しで完了します。

Windows 認証による資格情報のキャプチャ。

Windows 認証を使用する場合、サービスで使用される資格情報は、現在のコンテキストのスレッドに基づきます。 資格情報は、Open メソッドが呼び出されるときに取得されます。

Note

非同期呼び出しの場合、資格情報は、BeginOpen が呼び出されるときにキャプチャされます。 ただし、実際の資格情報は保証できません。 つまり、呼び出し元の資格情報が別の ID に切り替えられる可能性があります。 詳細については、「 Windows クライアントを使用したメッセージ セキュリティ」を参照してください。

こちらもご覧ください

• BeginOpen(AsyncCallback, Object)
• Windows クライアントとのメッセージ セキュリティ

Open(TimeSpan)

ソース:

CommunicationObject.cs

指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

public:
 virtual void Open(TimeSpan timeout);

public void Open (TimeSpan timeout);

abstract member Open : TimeSpan -> unit
override this.Open : TimeSpan -> unit

Public Sub Open (timeout As TimeSpan)

パラメーター

timeout

TimeSpan

オープン操作がタイムアウトになるまでの時間を表す TimeSpan。

実装

Open(TimeSpan)

例外

InvalidOperationException

通信オブジェクトは、Opened 状態または Opening 状態ではなく、変更できません。

ObjectDisposedException

通信オブジェクトは、Closing 状態または Closed 状態であり、変更できません。

CommunicationObjectFaultedException

通信オブジェクトは、Faulted 状態であり、変更できません。

TimeoutException

操作に割り当てられている既定の時間が、操作が完了する前に経過しました。

注釈

CommunicationObject は、インスタンス化されている場合は、Created 状態で開始されます。 Created 状態の場合、オブジェクトを構成する (プロパティの設定やイベントの登録など) ことはできますが、メッセージの送受信にはまだ使用できません。 Open メソッドは、呼び出されると、CommunicationObject を Opening 状態にし、さらに OnOpening、Open、および OnOpened を呼び出します。 OnOpened メソッドは、オブジェクトの状態を Open 状態に設定することによって、Opened メソッドを完了します。

の

Opened の場合は、CommunicationObject をメッセージの受信などに使用することはできますが、構成することはできません。

また、非同期バージョンの open メソッドがあります。これは、BeginOpen の呼び出しで開始され、EndOpen の呼び出しで完了します。