TimeZoneInfo.BaseUtcOffset プロパティ

定義

名前空間:

System

アセンブリ:

netstandard.dll, System.Runtime.dll

ソース:

TimeZoneInfo.cs

現在のタイム ゾーンの標準時と世界協定時刻 (UTC) との差を返します。

C#

public TimeSpan BaseUtcOffset { get; }

プロパティ値

TimeSpan

現在のタイム ゾーンの標準時と世界協定時刻 (UTC) との時差を表すオブジェクト。

例

次の例では、 プロパティを BaseUtcOffset 使用して、現地時刻と協定世界時 (UTC) の違いを表示します。

C#

TimeZoneInfo localZone = TimeZoneInfo.Local;
Console.WriteLine("The {0} time zone is {1}:{2} {3} than Coordinated Universal Time.",  
                  localZone.DisplayName, 
                  Math.Abs(localZone.BaseUtcOffset.Hours), 
                  Math.Abs(localZone.BaseUtcOffset.Minutes), 
                  (localZone.BaseUtcOffset >= TimeSpan.Zero) ? "later" : "earlier");

注釈

プロパティによって BaseUtcOffset 返される期間の範囲は、14 時間 (協定世界時 (UTC) より 14 時間先のタイム ゾーンの場合) から -14 時間 (UTC より 14 時間遅れているタイム ゾーンの場合) までです。 UTC より前のタイム ゾーンには正のオフセットがあります。UTC より後ろにあるタイム ゾーンには負のオフセットがあります。

値は BaseUtcOffset 、整数分数で表されます。 分数の小数部を含めることはできません。

注意

は オブジェクトではなく TimeZoneInfo.AdjustmentRule オブジェクトのTimeZoneInfoプロパティであるためBaseUtcOffset、クラスは TimeZoneInfo UTC から 1 つのオフセットをタイム ゾーンのすべての調整に適用します。 UTC からのオフセットを変更したタイム ゾーンを反映するには、 メソッドを使用して新しいタイム ゾーンを作成する CreateCustomTimeZone 必要があります。

プロパティは BaseUtcOffset 、次の GetUtcOffset 方法で メソッドと異なります。

• プロパティは、UTC とタイム ゾーンの標準時刻GetUtcOffsetの差を返します。メソッドはBaseUtcOffset、UTC と特定の時点でのタイム ゾーンの時刻の差を返します。

• メソッドは GetUtcOffset 、タイム ゾーン BaseUtcOffset への調整規則の適用を反映します。プロパティは反映しません。

適用対象

こちらもご覧ください

• GetUtcOffset