ProfileProvider クラス

定義

カスタム プロファイル プロバイダーを使用してプロファイル サービスを提供するために、ASP.NET が実装するコントラクトを定義します。

public ref class ProfileProvider abstract : System::Configuration::SettingsProvider
public abstract class ProfileProvider : System.Configuration.SettingsProvider
type ProfileProvider = class
    inherit SettingsProvider
Public MustInherit Class ProfileProvider
Inherits SettingsProvider
継承
派生

実装の例については、「方法: プロファイル プロバイダーの例をビルドして実行する」を参照してください。ProfileProvider

注釈

ASP.NET プロファイルは、ユーザー固有のプロパティの永続的なストレージと取得を提供します。 プロファイル プロパティの値と情報は、実装によって決定される方法でデータ ソースに ProfileProvider 格納されます。 (抽象クラスから派生するクラスによって表される) .NET Frameworkに含まれているプロファイル プロバイダーをProfileProvider使用することも、派生元の新しいクラスProfileProviderを作成して独自のプロバイダーを実装することもできます。

カスタム プロファイル プロバイダーを作成する主な理由は 2 つあります。

  • プロファイル情報は、FoxPro データベース、Oracle データベース、その他のデータ ストアなど、.NET Frameworkに含まれるプロファイル プロバイダーでサポートされていないデータ ソースに格納する必要があります。

  • プロファイル情報は、.NET Frameworkに付属するプロバイダーによって使用されるデータベース スキーマとは異なるデータベース スキーマを使用して管理する必要があります。 その一般的な例として、企業ネットワークまたは Web サイトのSQL Server データベースに既に存在するユーザー データがあります。

抽象クラスは ProfileProvider 抽象クラスから継承され SettingsProvider 、抽象クラスから継承されます ProviderBase 。 実装ProfileProviderするクラスは、抽象クラスとProviderBase抽象クラスの必要なメンバーも実装するSettingsProvider必要があります。 プロファイル プロバイダーの実装の詳細については、「プロファイル プロバイダー の実装」を参照してください。

コンストラクター

ProfileProvider()

ProfileProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

ApplicationName

現在実行中のアプリケーションの名前を取得または設定します。

(継承元 SettingsProvider)
Description

管理ツールまたは他のユーザー インターフェイス (UI) での表示に適した、簡単でわかりやすい説明を取得します。

(継承元 ProviderBase)
Name

構成時にプロバイダーを参照するために使用される表示名を取得します。

(継承元 ProviderBase)

メソッド

DeleteInactiveProfiles(ProfileAuthenticationOption, DateTime)

派生クラスでオーバーライドされた場合、最後のアクティビティの日付が指定した日付以前であるプロファイルについて、すべてのユーザー プロファイル データを削除します。

DeleteProfiles(ProfileInfoCollection)

派生クラスでオーバーライドされた場合、リストで指定されたプロファイルのプロパティと情報を削除します。

DeleteProfiles(String[])

派生クラスでオーバーライドされた場合、指定されたユーザー名のリストと一致するプロファイルに関するプロファイル プロパティと情報を削除します。

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
FindInactiveProfilesByUserName(ProfileAuthenticationOption, String, DateTime, Int32, Int32, Int32)

派生クラスでオーバーライドされた場合、最後のアクティビティの日付が指定した日付またはそれ以前であり、指定されたユーザー名と一致するユーザー名のプロファイルに関する、プロファイル情報を取得します。

FindProfilesByUserName(ProfileAuthenticationOption, String, Int32, Int32, Int32)

派生クラスでオーバーライドされた場合、指定されたユーザー名と一致するユーザー名のプロファイルに関するプロファイル情報を取得します。

GetAllInactiveProfiles(ProfileAuthenticationOption, DateTime, Int32, Int32, Int32)

派生クラスでオーバーライドされた場合、最後のアクティビティの日付が指定した日付またはそれ以前であるプロファイルについて、データ ソースからユーザー プロファイル データを取得します。

GetAllProfiles(ProfileAuthenticationOption, Int32, Int32, Int32)

派生クラスでオーバーライドされた場合、データ ソース内のすべてのプロファイルに関するユーザー プロファイル データを取得します。

GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetNumberOfInactiveProfiles(ProfileAuthenticationOption, DateTime)

派生クラスでオーバーライドされたときに、最後のアクティビティの日付が指定した日付またはそれ以前であるプロファイルの数を返します。

GetPropertyValues(SettingsContext, SettingsPropertyCollection)

指定したアプリケーションのインスタンスと設定プロパティ グループの、設定プロパティ値のコレクションを返します。

(継承元 SettingsProvider)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
Initialize(String, NameValueCollection)

構成ビルダーを初期化します。

(継承元 ProviderBase)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
SetPropertyValues(SettingsContext, SettingsPropertyValueCollection)

指定したプロパティ設定グループの値を設定します。

(継承元 SettingsProvider)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

適用対象

こちらもご覧ください