次の方法で共有

EditorPart.SyncChanges メソッド

  • リファレンス

定義

名前空間:
System.Web.UI.WebControls.WebParts
アセンブリ:
System.Web.dll

WebPart コントロールから、それに関連付けられている EditorPart コントロール用に、プロパティ値を取得します。

public:
 abstract void SyncChanges();
public abstract void SyncChanges ();
abstract member SyncChanges : unit -> unit
Public MustOverride Sub SyncChanges ()

例

次のコード例では、カスタム EditorPart コントロールに メソッドをSyncChanges実装する方法を示します。 この例を実行するために必要な完全なコードについては、クラスの概要の「例」セクションを EditorPart 参照してください。

コード例の最初の部分では、 という名前TextDisplayEditorPartのカスタム EditorPart クラスでの メソッドのSyncChanges実装を示します。 このメソッドは、 プロパティを使用して、関連付けられた TextDisplayWebPart コントロールへの参照を WebPartToEdit 取得します。 次に、 プロパティの値をTextDisplayWebPart.FontStyle取得し、カスタム EditorPart コントロールのドロップダウン リスト コントロール (プロパティによってTextDisplayEditorPart.PartContentFontStyle参照) で選択されている項目を更新します。

public override void SyncChanges()
{
  TextDisplayWebPart part = 
    (TextDisplayWebPart)WebPartToEdit;
  String currentStyle = part.FontStyle;

  // Select the current font style in the drop-down control.
  foreach (ListItem item in PartContentFontStyle.Items)
  {
    if (item.Value == currentStyle)
    {
      item.Selected = true;
      break;
    }
  }
}

Public Overrides Sub SyncChanges()
  Dim part As TextDisplayWebPart = CType(WebPartToEdit, _
                                         TextDisplayWebPart)
  Dim currentStyle As String = part.FontStyle

  ' Select the current font style in the drop-down control.
  Dim item As ListItem
  For Each item In PartContentFontStyle.Items
    If item.Value = currentStyle Then
      item.Selected = True
      Exit For
    End If
  Next item

End Sub

コード例の 2 番目の部分では、 メソッドの実装で、TextDisplayWebPart関連付けられたEditorPartWebPartコントロールのコレクション (この例では、コレクション内にという名前TextDisplayEditorPartのコントロールが 1 つだけEditorPart) を作成する方法をCreateEditorParts示します。 このメソッドは、コントロールが TextDisplayWebPart 編集モードになったときに実行されます。

public override EditorPartCollection CreateEditorParts()
{
  ArrayList editorArray = new ArrayList();
  TextDisplayEditorPart edPart = new TextDisplayEditorPart();
  edPart.ID = this.ID + "_editorPart1";
  editorArray.Add(edPart);
  EditorPartCollection editorParts = 
    new EditorPartCollection(editorArray);
  return editorParts;
}

public override object WebBrowsableObject
{
  get { return this; }
}

Public Overrides Function CreateEditorParts() _
                            As EditorPartCollection
  Dim editorArray As New ArrayList()
  Dim edPart as New TextDisplayEditorPart()
  edPart.ID = Me.ID & "_editorPart1"
  editorArray.Add(edPart)
  Dim editorParts As New EditorPartCollection(editorArray)
  Return editorParts

End Function

Public Overrides ReadOnly Property WebBrowsableObject() _
                                    As Object
  Get
    Return Me
  End Get
End Property

注釈

メソッドは SyncChanges 、コントロールの EditorPart 重要なメソッドです。 これは クラスの EditorPart 抽象メソッドとして定義され、継承されたコントロールによって実装される必要があります。 メソッドの目的は、 プロパティで参照されているコントロールから現在の値をWebPartWebPartToEdit取得し、ユーザーが編集できるようにコントロール内のEditorPartフィールドをそれらの値で更新することです。

メソッドは SyncChanges 、関連付けられた WebPart コントロールの値が変更されるたびに呼び出されます。 コントロールをEditorZoneBase含むゾーンではEditorPart、 メソッドを呼び出した直後に メソッドが呼び出SyncChangesApplyChangesされるため、コントロール内のEditorPart値は常に関連付けられたWebPartコントロールの値と同期されます。 メソッドが SyncChanges 呼び出されるもう 1 つのケースは、 WebPart コントロールが編集モードになったときです。

注意

SyncChangesメソッドが を返falseした場合、メソッドのApplyChanges後に メソッドは呼び出されません。その場合、エラーが発生したためです。

注意 (実装者)

クラスから派生するクラスは、 EditorPart メソッドを実装する SyncChanges() 必要があります。 実装されたメソッドは、 プロパティを使用して関連付けられたコントロールへの参照をWebPartToEdit取得し、関連付けられたWebPartコントロールのプロパティ値を使用してコントロールを更新EditorPartします。

適用対象

こちらもご覧ください