IScrollInfo インターフェイス

定義

ScrollViewer コントロール内のメインのスクロール可能領域を表します。

public interface class IScrollInfo
public interface IScrollInfo
type IScrollInfo = interface
Public Interface IScrollInfo
派生

注釈

インターフェイスは IScrollInfo 、子コンテンツの論理スクロールを可能にするメソッドへのアクセスを公開し、表示される子要素を計算します。 さらに、スクロール可能領域の定義に使用されるプロパティも定義します。

論理スクロールを使用すると、論理ツリー内の次の要素にスクロールできます。 これに対し、物理的なスクロールでは、指定した方向に定義された測定可能な増分でコンテンツがスクロールされます。 論理スクロールではなく物理的なスクロールが必要な場合は、 でScrollViewerホストPanel要素をラップし、そのCanContentScrollプロパティの値を にfalse設定します。

プロパティ

CanHorizontallyScroll

水平方向の軸上のスクロールが可能かどうかを示す値を取得または設定します。

CanVerticallyScroll

垂直軸上でのスクロールが可能かどうかを示す値を取得または設定します。

ExtentHeight

エクステントの縦幅を取得します。

ExtentWidth

エクステントの横幅を取得します。

HorizontalOffset

スクロールしたコンテンツの横方向のオフセットを取得します。

ScrollOwner

スクロール動作を制御する ScrollViewer 要素を取得または設定します。

VerticalOffset

スクロールしたコンテンツの縦方向のオフセットを取得します。

ViewportHeight

このコンテンツのビューポートの垂直方向のサイズを取得します。

ViewportWidth

このコンテンツのビューポートの水平方向のサイズを取得します。

メソッド

LineDown()

コンテンツ内で 1 つの論理ユニット分を下にスクロールします。

LineLeft()

コンテンツ内で 1 つの論理単位だけ左にスクロールします。

LineRight()

コンテンツ内で論理単位 1 つ分を右にスクロールします。

LineUp()

コンテンツ内で 1 つの論理単位だけ上にスクロールします。

MakeVisible(Visual, Rect)

Visual オブジェクトの座標空間が表示可能になるまでコンテンツを強制的にスクロールします。

MouseWheelDown()

ユーザーがマウスのホイール ボタンをクリックした後にコンテンツ内を下にスクロールします。

MouseWheelLeft()

ユーザーがマウスのホイール ボタンをクリックした後にコンテンツ内を左にスクロールします。

MouseWheelRight()

ユーザーがマウスのホイール ボタンをクリックした後にコンテンツ内を右にスクロールします。

MouseWheelUp()

ユーザーがマウスのホイール ボタンをクリックした後にコンテンツ内を上にスクロールします。

PageDown()

コンテンツ内を 1 ページ分上にスクロールします。

PageLeft()

コンテンツ内を 1 ページずつ左にスクロールします。

PageRight()

コンテンツ内を 1 ページずつ右にスクロールします。

PageUp()

コンテンツ内を 1 ページだけ上にスクロールします。

SetHorizontalOffset(Double)

水平方向のオフセットの量を設定します。

SetVerticalOffset(Double)

垂直方向のオフセットの量を設定します。

適用対象

こちらもご覧ください