Visual.AddVisualChild(Visual) メソッド

定義

名前空間:

System.Windows.Media

アセンブリ:

PresentationCore.dll

2 つのビジュアル間の親子リレーションシップを定義します。

C#

protected void AddVisualChild(System.Windows.Media.Visual child);

パラメーター

child

Visual

親ビジュアルに追加するビジュアル子オブジェクト。

例

次の例は、ビジュアル子のカスタム ストレージ要件を定義する方法を示しています。 この例では、 AddVisualChild メソッドと RemoveVisualChild メソッドを使用して、親ビジュアルと childの間の親子関係を設定します。 ビジュアル ツリーを正しく列挙するために、この例では メソッドと VisualChildrenCount プロパティのオーバーライドされた実装をGetVisualChild提供します。

注意

を使用 VisualCollection してビジュアル オブジェクト間の親子関係を作成することもできますが、1 つの子のみが親にリンクされている場合は、独自のカスタム ストレージ実装を提供する方が効率的です。

C#

// Create a host visual derived from the FrameworkElement class.
// This class provides layout, event handling, and container support for
// the child visual object.
public class MyVisualHost : FrameworkElement
{
    private DrawingVisual _child;

    public MyVisualHost(DrawingVisual drawingVisual)
    {
        _child = drawingVisual;
        this.AddVisualChild(_child);
    }

    public DrawingVisual Child
    {
        get
        {
            return _child;
        }

        set
        {
            if (_child != value)
            {
                this.RemoveVisualChild(_child);
                _child = value;
                this.AddVisualChild(_child);
            }
        }
    }

    // Provide a required override for the VisualChildrenCount property.
    protected override int VisualChildrenCount
    {
        get { return _child == null ? 0 : 1; }
    }

    // Provide a required override for the GetVisualChild method.
    protected override Visual GetVisualChild(int index)
    {
        if (_child == null)
        {
            throw new ArgumentOutOfRangeException();
        }

        return _child;
    }

注釈

メソッドは AddVisualChild 、2 つのビジュアル オブジェクト間の親子関係を設定します。 このメソッドは、ビジュアル子オブジェクトの基になるストレージ実装をより低レベルで制御する必要がある場合に使用する必要があります。 VisualCollection は、子オブジェクトを格納するための既定の実装として使用できます。

適用対象

こちらもご覧ください

• VisualCollection