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SqlTrackingService.UseDefaultProfile プロパティ

定義

追跡プロファイルを持たないワークフロー型に既定の TrackingProfile を使用するかどうかを指定する値を取得または設定します。

public:
 property bool UseDefaultProfile { bool get(); void set(bool value); };
public bool UseDefaultProfile { get; set; }
member this.UseDefaultProfile : bool with get, set
Public Property UseDefaultProfile As Boolean

プロパティ値

既定の追跡プロファイルが使用される場合は true。それ以外の場合は false。 既定値は、true です。

注釈

UseDefaultProfiletrue の場合、ワークフロー ランタイム エンジンがワークフロー SqlTrackingService の追跡プロファイルを取得しようとしたときに、そのワークフロー型に関連付けられた TrackingProfile が追跡サービスになければ、Type は既定の TrackingProfile を返します。

そのまますぐに使用できる既定の追跡プロファイルは、ワークフロー インスタンスによって出されるすべてのアクティビティ イベント、ユーザー イベント、およびワークフロー イベントに適合します。 UpdateDefaultProfile ストアド プロシージャを使用することにより、既定の追跡プロファイルを変更できます。

注意

UpdateDefaultProfile ストアド プロシージャは、既定の追跡プロファイルを変更します。 あるワークフロー型のプロファイルをワークフロー ランタイム エンジンが要求したときに、そのワークフロー型に関連付けられた追跡プロファイルが追跡サービスになければ、この新しい既定プロファイルが返されます。 従来の既定のプロファイルに既に関連付けられているワークフロー型は、UpdateDefaultProfile が呼び出された後もそのプロファイルに関連付けられています。これらのワークフロー型のうち、新しい既定のプロファイルに関連付けるものに対して、明示的に UpdateTrackingProfile ストアド プロシージャを呼び出す必要があります。

UseDefaultProfile が true の場合、SqlTrackingService は、そのデータベースで追跡プロファイルが関連付けられていないワークフロー型については、既定の追跡プロファイルをワークフロー ランタイム エンジンに返します。 後で UseDefaultProfile を false に設定しても、データベースではこれらのワークフロー型に既定のプロファイルが関連付けられています。 追跡プロファイルとワークフロー型の関連付けを解除するには、そのワークフロー型に対する DeleteTrackingProfile ストアド プロシージャを呼び出します。ワークフロー型に関連付けられた追跡プロファイルを変更するには、そのワークフロー型に対する UpdateTrackingProfile ストアド プロシージャを呼び出します。

注意

ワークフロー ランタイム エンジンは、追跡プロファイルをキャッシュします。 したがってワークフロー ランタイム エンジンは、追跡プロファイルが既にキャッシュで関連付けられているワークフロー型に関して ProfileRemoved イベントを受け取る必要があります。このイベントを受け取ると、そのワークフロー型の新しいインスタンスに対して、キャッシュされたプロファイルが使用されなくなります。 さらに、このようなワークフロー型に関して、ワークフロー ランタイム エンジンは ProfileUpdated イベントも受け取る必要があります。このイベントを受け取ると、新しい追跡プロファイルをキャッシュに読み込んで、そのワークフロー型の新しいインスタンスに関連付けます。 SqlTrackingService は、データベース内の追跡プロファイルの変更を調べて、該当するワークフロー型に関して適切なイベントを発生させます。 SqlTrackingService がこの操作を実行する頻度は、ProfileChangeCheckInterval によって設定されます。 したがって、UpdateTrackingProfile または DeleteTrackingProfile ストアド プロシージャを呼び出したとき、ワークフロー ランタイム エンジンが変更をプロファイル キャッシュに反映するまでに、最大で ProfileChangeCheckInterval で指定した時間だけ遅れる場合があります。

追跡プロファイルの詳細については、「追跡プロファイル の作成と使用」を参照してください。

適用対象

こちらもご覧ください