Uri クラスは、2 つのスラッシュ (//
) で始まる文字列を Unix オペレーティング システムの汎用名前付け規則 (UNC) パスとして認識するようになりました。 この変更により、このような文字列の動作がすべてのプラットフォームで一貫したものになります。
変更の説明
以前のバージョンの .NET では、 Uri クラスは、2 つのスラッシュで始まる文字列 (たとえば、 //contoso
) を Unix オペレーティング システム上の絶対ファイル パスとして認識します。 ただし、Windows では、このような文字列は UNC パスとして認識されます。
.NET 5 以降、 Uri クラスは、2 つのスラッシュで始まる文字列を Unix を含むすべてのプラットフォームの UNC パスとして認識します。 さらに、プロパティは UNC セマンティクスに従って動作します。
-
Uri.IsUnc は、
true
を返します。 - パス内の円記号は、スラッシュに置き換えられます。 たとえば、
//first\second
が//first/second
になります。 -
Uri.LocalPath は文字をパーセントエンコードしません。 たとえば、
//first/\uFFF0
はに変換//first/%EF%BF%B0
。
導入されたバージョン
5.0
推奨されるアクション
開発者側では、何も行う必要はありません。
影響を受ける API
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