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ListBox コントロールの概要 (Windows フォーム)

Windows フォームの ListBox コントロールには、ユーザーが 1 つまたは複数の項目を選択できるリストが表示されます。 項目の合計数が表示可能な数を超えると、スクロール バーが ListBox コントロールに自動的に追加されます。 MultiColumn プロパティが true に設定されている場合は、リスト ボックスの項目が複数の列に表示され、水平スクロール バーが表示されます。 MultiColumn プロパティが false に設定されている場合は、リスト ボックスの項目が 1 つの列に表示され、垂直スクロール バーが表示されます。 ScrollAlwaysVisibletrue に設定すると、項目の数に関係なく、スクロール バーが表示されます。 SelectionMode プロパティでは、一度に選択できるリスト項目の数を決定します。

ListBox コントロールを変更する方法

SelectedIndex プロパティは、リスト ボックスで最初に選択された項目に対応する整数値を返します。 選択されている項目は、プログラミングによって変更することもできます。具体的には、コード内の SelectedIndex の値を変更することで変更できます。リスト内の該当する項目は、Windows フォーム上で強調表示されます。 いずれの項目も選択されていない場合、SelectedIndex の値は -1 になります。 リストの最初の項目が選択されている場合、SelectedIndex の値は 0 になります。 複数の項目が選択されている場合、SelectedIndex の値は、リストで最初に表示される選択済み項目を反映した値になります。 SelectedItem プロパティは SelectedIndex に似ていますが、項目自体 (通常は文字列値) を返します。 Count プロパティには、リストの項目数が反映されます。SelectedIndex はゼロが基準であるため、Count プロパティの値は常に、考えられる SelectedIndex の最大値に 1 を加算した値になります。

ListBox コントロールの項目を追加または削除するには、AddInsertClear、または Remove メソッドを使用します。 なお、デザイン時に Items プロパティを使用して、リストに項目を追加することもできます。

関連項目