XAML における xml:space の処理

xml:space 属性は、オブジェクト要素内の有意な空白処理動作を宣言する XML 定義の属性です。この動作は、xml:space が宣言されている要素内に含まれるすべてのコンテンツ (内部テキスト) に関連し、子要素にも適用されます。

XAML 属性の使用方法

<object xml:space="preserve" />

- または -

<object xml:space="default" />

XAML の xml:space 属性の定義 (2 つの値を含む) は、XML の W3C 仕様による "特別な属性" として定義されている xml:space から派生します。

xml:space 属性の既定値はリテラル値 "default" です。 "default" 値の場合、または xml:space がまったく指定されていない場合は、「XAML での空白の処理」トピックに定義されているように、有意な空白の解析の動作が既定の処理になります。

オブジェクト要素のコンテンツ内の空白を保持するには、そのオブジェクト要素に xml:space="preserve" を指定します。

ほとんどの解釈では、xml:space 属性の効果と属性の値が子要素にスコープ設定されます。

XAML での空白の処理の詳細については、「XAML での空白の処理」を参照してください。