Point of Service Performance Counters サービス アプリケーションは、アプリケーションと管理ツールでデバイスの統計情報を監視するのに役立ちます。 これは、標準の Microsoft Point of Service for .NET (POS for .NET) パッケージ インストーラーに含まれています。 ただし、既定で無効になっています。
デバイスの統計情報は、POS for .NET の Basic クラスでサポートされています。 これには、サービス オブジェクトの開発者が統計を実装するために使用するコードが含まれています。 デバイスの統計情報の値は、セッション間で保持できる XML ファイルに定期的に保存されます。 POS for .NET の統計情報サービスは、この XML ファイルを使って、管理ツールで監視できるパフォーマンス カウンターとして統計情報を公開するので、サービス オブジェクトと直接対話する必要はありません。 サービス オブジェクトが別の POS アプリケーションによって要求された場合でも、他のツールでカウンターを監視できます。
サービス アプリケーションは、整数にキャストできる値で表される統計情報に対してカウンターを作成します。
Point of Service Performance Counters を有効にするには
タスク バーで [スタート] を選び、[コントロール パネル] を選んで、[管理ツール] をダブルクリックします。
[サービス] を選んで [サービス] ウィンドウを開きます。
Point of Service Performance Counters サービスを右クリックして、[プロパティ] を選びます。
[Point of Service Performance Counters のプロパティ] ウィンドウで、[スタートアップの種類] ドロップダウン メニューを開き、Point of Service Performance Counters を有効にするタイミングを選びます。 次の 3 つのオプションがあります。
- Disabled。 既定のオプションです。 Performance Counters が無効になっている場合、サービスは実行できません。
- [手動] 。 Performance Counters を [手動] に設定すると、サービスを実行することはできますが、自動的には実行されません。
- [自動] 。 Performance Counters を [自動] に設定すると、コンピューターが起動または再起動されるたびにサービスが自動的に実行されます。
[スタートアップの種類] ドロップダウン メニューで [手動] または [自動] を選んだ場合は、[サービスの開始] を選んでサービスを開始します。
Point of Service Performance Counters を監視するには
タスク バーで [スタート] を選び、[コントロール パネル] を選んで、[管理ツール] を選びます。
[パフォーマンス] を選んでパフォーマンス モニターを開きます。
[パフォーマンス] ウィンドウを右クリックして、[カウンターの追加] を選びます。
[カウンターの追加] ウィンドウで [パフォーマンス オブジェクト] ドロップダウン リストを開き、統計情報を表示する POS for .NET のデバイス クラスを選びます。
監視対象として選んだデバイス クラスに関連付けられているカウンターを選びます。 次に、[追加] を選びます。
[閉じる] を選んで [パフォーマンス] ウィンドウに戻ります。
参照
タスク
.NET