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<defaultProxy> 要素 (ネットワーク設定)

ハイパーテキスト転送プロトコル (HTTP) プロキシ サーバーを構成します。

<configuration><system.net><defaultProxy>

.NET 6 以降に移行する場合は、 HttpClient.DefaultProxy プロパティを使用してプロキシ サーバーを構成します。

構文

<defaultProxy
  enabled="True|False"
  useDefaultCredentials="True|False">
    <bypasslist>...</bypasslist>
    <proxy>...</proxy>
    <module>...</module>
</defaultProxy>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

Attributes

要素 説明
enabled Web プロキシを使用するかどうかを指定します。 既定値は True です。
useDefaultCredentials このホストの既定の資格情報を使用して Web プロキシにアクセスするかどうかを指定します。 既定値は False です。

子要素

要素 説明
bypasslist プロキシを使用しないアドレスを記述する正規表現のセットを提供します。
module 新しいプロキシ モジュールをアプリケーションに追加します。
プロキシ プロキシ サーバーを定義します。

親要素

要素 説明
system.net .NET Framework がネットワークに接続する方法を指定する設定が含まれています。

注釈

defaultProxy要素が空の場合は、システム プロキシ設定が使用されます。

モジュール要素が非パブリック型を指定している場合、型がIWebProxy クラスから派生していない場合、このオブジェクトのパラメーターなしのコンストラクターからの例外が発生した場合、またはシステム指定の既定のプロキシの取得中に例外が発生した場合は、例外がスローされます。 例外の InnerException プロパティには、エラーの根本原因に関する詳細情報が必要です。

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。

Example

次の例では、システム プロキシの既定値を使用し、プロキシ アドレスを指定し、ローカル アクセスと contoso.com のためにプロキシをバイパスします。

<configuration>
  <system.net>
    <defaultProxy>
      <proxy
        usesystemdefault="True"
        proxyaddress="http://192.168.1.10:3128"
        bypassonlocal="True"
      />
      <bypasslist>
        <add address="[a-z]+\.contoso\.com$" />
      </bypasslist>
    </defaultProxy>
  </system.net>
</configuration>

こちらも参照ください