<switches> の <add> 要素

トレース スイッチを設定するレベルを指定します。

configuration
  <system.diagnostics>
    <switches>
      <add>

構文

<add name="switch name"  
     value="value"/>  

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
name 必須の属性です。

スイッチの名前を指定します。 この属性の値は、スイッチ コンストラクターに渡される displayName パラメーターに対応します。
value 必須の属性です。

スイッチのレベルを指定します。

子要素

なし。

親要素

要素 説明
configuration 共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。
switches トレース スイッチと、トレース スイッチを設定するレベルを保持します。
system.diagnostics メッセージを収集、格納、およびルーティングするトレース リスナーとトレース スイッチを設定するレベルを指定します。

解説

トレース スイッチのレベルは、構成ファイルに配置して変更できます。 スイッチが BooleanSwitch の場合は、オンまたはオフにすることができます。 スイッチが TraceSwitch の場合は、別のレベルを割り当てて、アプリケーションが出力するトレース メッセージまたはデバッグ メッセージの種類を指定できます。

次の例では、<add> 要素を使用してトレース スイッチ GeneralTraceLevel レベルに設定し、ブール型のトレース スイッチ Data を有効にする方法を示します。

<configuration>  
   <system.diagnostics>  
      <switches>  
         <add name="General" value="4" />  
         <add name="Data" value="1" />  
      </switches>  
   </system.diagnostics>  
</configuration>  

関連項目