DataSet、DataTable、および DataView
ADO.NET DataSet はメモリ常駐型のデータ表現であり、含まれているデータ ソースとは関係なく、一貫性のあるリレーショナル プログラミング モデルを提供します。 DataSet とは、テーブル間のリレーションシップだけでなく、包括するテーブル、整列するテーブル、およびデータを制約するテーブルを含むデータのセットを表します。
DataSet にはさまざまな使用方法があり、単独または組み合わせで使用できます。 次の操作を行うことができます。
プログラムを使用して DataTable 内に DataRelation、Constraint、および DataSet を作成し、テーブルにデータを設定できます。
DataSet を使用して、既存のリレーショナル データ ソースから取得したデータのテーブルで
DataAdapterを作成できます。XML を使用して、DataSet の内容を読み込んだり、永続化したりできます。 詳しくは、「DataSet での XML の使用」を参照してください。
厳密に型指定された DataSet も XML Web サービスを使用して転送できます。 DataSet は、XML Web サービスを使用してデータの転送が理想的に行えるように設計されています。 XML Web サービスの概要については、「XML Web サービスの概要」を参照してください。 XML Web サービスから DataSet を使用する例については、「DataSet」を参照してください。
このセクションの内容
セキュリティ ガイダンス
DataSet と DataTable に関するセキュリティ ガイダンスを提供します。
DataSet の作成
DataSet のインスタンス作成に使用する構文について説明します。
DataSet への DataTable の追加
テーブルと列の作成方法および DataSet への追加方法について説明します。
DataRelation の追加
DataSet のテーブル間のリレーションを作成する方法について説明します。
DataRelation の移動
DataSet のテーブル間のリレーションを使用して、親子のリレーションシップに基づく子または親の行を返す方法について説明します。
DataSet の内容のマージ
DataSet、DataTable、DataRow の各配列の内容を別の DataSet にマージする方法について説明します。
DataSet の内容のコピー
指定されたデータだけでなく、スキーマを持つことができる DataSet のコピーを作成する方法について説明します。
DataSet のイベント処理
DataSet のイベントおよびその使用方法について説明します。
型指定されたデータセット
型指定された DataSet の概要と、その作成および使用方法について説明します。
DataTables
DataTable の作成方法、スキーマの定義方法、およびデータの操作方法について説明します。
DataTableReaders
DataTableReader の作成方法および使用方法について説明します。
DataViews
DataViews の作成方法および操作方法、および DataView イベントの操作方法について説明します。
DataSet での XML の使用
DataSet がデータ ソースとして XML と対話する方法を、DataSet の内容を XML データとして読み込んで永続化する方法と共に説明します。
XML Web サービスからの DataSet の使用
DataSet を使用してデータを転送する XML Web サービスを作成する方法について説明します。
関連項目
ADO.NET の新機能
ADO.NET の新機能について説明します。
ADO.NET の概要
ADO.NET のデザインとコンポーネントを紹介します。
DataAdapter からの DataSet の読み込み
DataSet にデータ ソースのデータを読み込む方法について説明します。
DataAdapter によるデータ ソースの更新
DataSet のデータに加えた変更をデータ ソースに反映する方法について説明します。
DataSet への既存の制約の追加
DataSet にデータ ソースの主キー情報を設定する方法について説明します。