System.Data.Common 名前空間には、特定のデータ ソースを使用するための DbProviderFactory インスタンスを作成するクラスが用意されています。
DbProviderFactory インスタンスを作成し、データ プロバイダーに関する情報をそのインスタンスに渡すと、DbProviderFactory
はあらかじめ提供された情報に基づいて厳密に型指定された正しいオブジェクトを判断して返すことができます。
.NET Framework バージョン 4 以降では、 System.Data.Odbc、 System.Data.OleDb、 System.Data.SqlClient、 System.Data.OracleClient などのデータ プロバイダーは machine.config ファイルに一覧表示されなくなりますが、カスタム プロバイダーは引き続きここに表示されます。
このセクションにて
ファクトリ モデルの概要
ファクトリ設計パターンとプログラミング インターフェイスの概要について説明します。
DbProviderFactory の取得
インストールされているデータ プロバイダーを一覧表示し、DbConnectionからDbProviderFactory
を作成する方法を示します。
DbConnection、DbCommand、および DbException
DbCommandとDbDataReaderを作成する方法と、DbExceptionを使用してデータ エラーを処理する方法を示します。
DbDataAdapter を使用したデータの変更
DbCommandBuilderとDbDataAdapterを使ってデータを取得および変更する方法を示します。