アサーション

  • [アーティクル]

assert 式は、式のテストに使用できるデバッグ機能です。 デバッグ モードでエラーが発生すると、アサーションによってシステム エラーのダイアログ ボックスが生成されます。

構文

assert condition

解説

assert 式の型は bool -> unit です。

assert 関数は Debug.Assert に解決されます。 これは、その動作が Debug.Assert を直接呼び出した場合と同じであることを意味します。

アサーション チェックは、デバッグ モードでコンパイルした場合にのみ有効になります。つまり、定数 DEBUG が定義されている場合です。 プロジェクト システムでは、既定で、デバッグ構成の場合に DEBUG 定数が定義されますが、リリース構成の場合には定義されません。

F# 例外処理を使用してアサーション エラーをキャッチすることはできません。

例

次のコードは、assert 式の使用例を示しています。

let subtractUnsigned (x : uint32) (y : uint32) =
    assert (x > y)
    let z = x - y
    z
// This code does not generate an assertion failure.
let result1 = subtractUnsigned 2u 1u
// This code generates an assertion failure.
let result2 = subtractUnsigned 1u 2u

関連項目