次の方法で共有


変数宣言を分解する (IDE0042)

プロパティ
ルール ID IDE0042
Title 変数宣言を分解する
カテゴリ スタイル
Subcategory 言語規則 (式レベル基本設定)
該当言語 C#
[オプション] csharp_style_deconstructed_variable_declaration

概要

このスタイル規則は、可能な場合に変数宣言の分解を使用することに関するものです。

オプション

オプションでは、規則を適用する動作を指定します。 オプションの構成の詳細については、「オプションの書式」を参照してください。

csharp_style_deconstructed_variable_declaration

プロパティ 説明
オプション名 csharp_style_deconstructed_variable_declaration
オプションの値 true 分解された変数宣言を優先します
false 変数宣言で分解を優先しません
既定のオプションの値 true
// csharp_style_deconstructed_variable_declaration = true
var (name, age) = GetPersonTuple();
Console.WriteLine($"{name} {age}");

(int x, int y) = GetPointTuple();
Console.WriteLine($"{x} {y}");

// csharp_style_deconstructed_variable_declaration = false
var person = GetPersonTuple();
Console.WriteLine($"{person.name} {person.age}");

(int x, int y) point = GetPointTuple();
Console.WriteLine($"{point.x} {point.y}");

警告を抑制する

単一の違反だけを抑制する場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則を再度有効にします。

#pragma warning disable IDE0042
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore IDE0042

ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.IDE0042.severity = none

すべてのコード スタイル規則を無効にするには、構成ファイルでカテゴリ Style の重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Style.severity = none

詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。

関連項目