範囲演算子を使用する (IDE0057)

プロパティ
ルール ID IDE0057
Title 範囲演算子を使用する
カテゴリ スタイル
Subcategory 言語規則 (式レベル基本設定)
該当言語 C# 8.0 以降
[オプション] csharp_style_prefer_range_operator

概要

このスタイル規則は、C# 8.0 以降で使用できる、範囲演算子 (..) の使用に関するものです。

オプション

オプションでは、規則を適用する動作を指定します。 オプションの構成の詳細については、「オプションの書式」を参照してください。

csharp_style_prefer_range_operator

プロパティ 説明
オプション名 csharp_style_prefer_range_operator
オプションの値 true コレクションの "スライス" を抽出するときに、範囲演算子 .. を使用します
false コレクションの "スライス" を抽出するときに、範囲演算子 .. を使用 "しません"
既定のオプションの値 true
// csharp_style_prefer_range_operator = true
string sentence = "the quick brown fox";
var sub = sentence[0..^4];

// csharp_style_prefer_range_operator = false
string sentence = "the quick brown fox";
var sub = sentence.Substring(0, sentence.Length - 4);

警告を抑制する

単一の違反だけを抑制する場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則を再度有効にします。

#pragma warning disable IDE0057
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore IDE0057

ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.IDE0057.severity = none

すべてのコード スタイル規則を無効にするには、構成ファイルでカテゴリ Style の重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Style.severity = none

詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。

関連項目