ローカル関数を静的にする (IDE0062)

プロパティ	値
ルール ID	IDE0062
Title	ローカル関数を静的にする
カテゴリ	スタイル
Subcategory	言語規則 (修飾子の基本設定)
該当言語	C# 8.0 以降
[オプション]	csharp_prefer_static_local_function

概要

このスタイル規則は、ローカル関数を static とマークするかどうかの設定に関するものです。

オプション

オプションでは、規則を適用する動作を指定します。 オプションの構成の詳細については、「オプションの書式」を参照してください。

csharp_prefer_static_local_function

プロパティ	値	説明
オプション名	csharp_prefer_static_local_function
オプションの値	true	ローカル関数を static とマークします
	false	ローカル関数を static とマーク "しません"
既定のオプションの値	true:suggestion

// csharp_prefer_static_local_function = true
void M()
{
    Hello();
    static void Hello()
    {
        Console.WriteLine("Hello");
    }
}

// csharp_prefer_static_local_function = false
void M()
{
    Hello();
    void Hello()
    {
        Console.WriteLine("Hello");
    }
}

警告を抑制する

単一の違反だけを抑制する場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則を再度有効にします。

#pragma warning disable IDE0062
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore IDE0062

ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.IDE0062.severity = none

すべてのコード スタイル規則を無効にするには、構成ファイルでカテゴリ Style の重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Style.severity = none

詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。

関連項目

• コード スタイルの言語規則
• コード スタイルの規則のリファレンス