クイックスタート - .NET を使用して Raspberry Pi Sense HAT を動作させる
Raspberry Pi Sense HAT (Hardware Attached on Top (上部に取り付けるハードウェア)) は、Raspberry Pi 用の拡張用基板です。 Sense HAT には、8×8 の RGB LED マトリックスと 5 ボタンのジョイスティックが搭載されており、次のセンサーが含まれています。
- ジャイロスコープ
- 加速度計
- 磁力計
- 気温
- 気圧
- 湿度
このクイックスタートでは .NET を使用して、Sense HAT からセンサー値を取得し、ジョイスティック入力に応答し、LED マトリックスを動作させます。
必須コンポーネント
- ARM v7 命令をサポートし、Raspberry Pi OS を搭載した Raspberry Pi。 Raspberry Pi OS Lite (64 ビット) をお勧めします。
- Sense HAT
Raspberry Pi を準備する
raspi-config
コマンドを使用すると、次のサービスをサポートするように SBC が構成されます。
- SSH
- I2C
raspi-config
の詳細については、Raspberry Pi のドキュメントを参照してください。
Sense HAT をアタッチする
Raspberry Pi デバイスの電源をオフにし、Sense HAT を取り付けます。 Raspberry Pi に電源を入れ、起動されたら Bash シェルを起動します。 SSH を使用するか、Raspberry Pi をディスプレイに接続します。
Git をインストールする
シェルから、最新バージョンの Git が Raspberry Pi にインストールされていることを確認します。 次のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install git
コマンドでは、Advanced Package Tool コマンドを使用して次の処理が行われます。
- 構成済みのすべてのソースからパッケージ情報をダウンロードします。
- Git コマンド ライン ツールをインストールします。
クイックスタートを実行する
そのシェルで、次のコマンドを実行します。
. <(wget -q -O - https://aka.ms/dotnet-iot-sensehat-quickstart)
このコマンドにより、スクリプトがダウンロードされて実行されます。 スクリプトは次のようになります。
- .NET SDK をインストールします。
- Sense HAT クイックスタート プロジェクトを含む GitHub リポジトリをクローンします。
- プロジェクトをビルドします。
- プロジェクトを実行します。
コンソールの出力でセンサー データが表示されていることを確認します。 LED マトリックスには、青のフィールド上に黄色のピクセルが表示されます。 ジョイスティックを任意の方向に保持すると、その方向に黄色のピクセルが移動します。 中央のジョイスティック ボタンをクリックすると、背景が青から赤に切り替わります。
ソース コードを入手する
このクイックスタートのソースは、GitHub から入手できます。
次の手順
.NET