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方法: 数値を計算する (Visual Basic)

  • [アーティクル]

数式を使用して数値を計算できます。 数式は、数値を表すリテラル、定数、変数、およびそれらの値に対して作用する演算子を含む式です。

数値の計算

数値を計算するには

  • 1 つ以上の数値リテラル、定数、および変数を数式に組み合わせます。 次の例に、有効な数式をいくつか示します。

    93.217

    System.Math.PI

    counter

    4 * (67 + i)

    最初の 3 行は、リテラル、定数、および変数を示しています。 それぞれがそれだけで有効な数式を形成しています。 最後の行は、2 つのリテラルを含む変数の組み合わせを示しています。

    数式では、それだけで完全な Visual Basic ステートメントを形成するわけではないことに注意してください。 式は、完全なステートメントの一部として使用する必要があります。

数値を格納するには

  • 次の例に示すように、代入ステートメントを使用して、数式で表される値を変数に代入することができます。

    Dim i As Integer = 2
Dim j As Integer
j = 4 * (67 + i)

    前の例では、等号演算子 (=) の右側にある式の値が、演算子の左側にある変数 j に代入されているため、j は 276 に評価されます。

    詳細については、「ステートメント」を参照してください。

複数の演算子

数式に複数の演算子が含まれている場合、それらが評価される順序は、演算子の優先順位のルールによって決まります。 演算子の優先順位のルールをオーバーライドするには、上の例のように、式をかっこで囲みます。囲まれた式は、最初に評価されます。

通常の演算子の優先順位をオーバーライドするには

  • かっこを使用して、最初に実行させる演算を囲みます。 次の例は、同じオペランドと演算子による 2 つの異なる結果を示しています。

    Dim i As Integer = 2
Dim j, k As Integer
j = 4 * (67 + i)
k = 4 * 67 + i

    前の例では、j の計算で加算演算子 (+) が最初に実行されます。これは、(67 + i) を囲むかっこによって、通常の優先順位がオーバーライドされるためであり、j に代入される値は 276 (69 の 4 倍) になります。 k の計算では、通常の優先順位 (+ の前に *) で演算子が実行されるので、k に代入される値は 270 (268 + 2) になります。

    詳細については、「Visual Basic における演算子の優先順位」を参照してください。

関連項目