次の方法で共有


方法: ファイル、文字列、またはストリームから XML を読み込む (Visual Basic)

複数のメソッドを使用して、XML リテラルを作成し、外部ソースからファイル、文字列、ストリームなどの内容を取り込むことができます。 以降の例でこれらのメソッドを示します。

注意

次の手順で参照している Visual Studio ユーザー インターフェイス要素の一部は、お使いのコンピューターでは名前や場所が異なる場合があります。 これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。 詳細については、「IDE をカスタマイズする」をご覧ください。

ファイルから XML を読み込むには

ファイルから XElementXDocument オブジェクトなどの XML リテラルを取り込むには、Load メソッドを使用します。 このメソッドは、入力としてファイル パス、テキスト ストリーム、または XML ストリームを受け取ることができます。

次のコード例では、Load(String) メソッドを使用して、XDocument オブジェクトにテキスト ファイルから XML を取り込む方法を示します。

Dim books = 
    XDocument.Load(My.Application.Info.DirectoryPath & 
                   "\..\..\Data\books.xml")
Console.WriteLine(books)

文字列から XML を読み込むには

文字列から XElementXDocument オブジェクトなどの XML リテラルを取り込むには、Parse メソッドを使用できます。

次のコード例では、XDocument.Parse(String) メソッドを使用して、XDocument オブジェクトに文字列から XML を取り込む方法を示します。

Dim xmlString = "<Book id=""bk102"">" & vbCrLf & 
                "  <Author>Garcia, Debra</Author>" & vbCrLf & 
                "  <Title>Writing Code</Title>" & vbCrLf & 
                "  <Price>5.95</Price>" & vbCrLf & 
                "</Book>"
Dim xmlElem = XElement.Parse(xmlString)
Console.WriteLine(xmlElem)

ストリームから XML を読み込むには

ストリームから XElementXDocument オブジェクトなどの XML リテラルを取り込むには、Load メソッドまたは XNode.ReadFrom メソッドを使用できます。

次のコード例では、ReadFrom メソッドを使用して、XDocument オブジェクトに XML ストリームから XML を取り込む方法を示します。

Dim reader = 
  System.Xml.XmlReader.Create(My.Application.Info.DirectoryPath & 
                              "\..\..\Data\books.xml")
reader.MoveToContent()
Dim inputXml = XDocument.ReadFrom(reader)
Console.WriteLine(inputXml)

関連項目