-define (Visual Basic)
条件付きコンパイル定数を定義します。
構文
-define:["]symbol[=value][,symbol[=value]]["]
or
-d:["]symbol[=value][,symbol[=value]]["]
引数
期間 | 定義 |
---|---|
symbol |
必須です。 定義する記号。 |
value |
任意。 symbol に代入する値。 value が文字列の場合、引用符ではなく、バックスラッシュと引用符のシーケンス (\") で囲む必要があります。 値が指定されていない場合は、True として処理されます。 |
Remarks
-define
オプションは、ソース ファイル内で #Const
プリプロセッサ ディレクティブを使用するのと同じ効果があります。ただし、-define
を指定して定義する定数は public であり、プロジェクト内のすべてのファイルに適用されます。
このオプションで作成される記号を #If
...Then
...#Else
ディレクティブで使用すると、ソース ファイルを条件付きでコンパイルできます。
-d
は -define
の省略形です。
記号の定義をコンマで区切ると、-define
を使用して複数の記号を定義できます。
Visual Studio 統合開発環境で -define を設定するには |
---|
1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 [プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。 2. [コンパイル] タブをクリックします。 3. [詳細設定] をクリックします。 4. [カスタム定数] ボックス内の値を変更します。 |
例
2 つの条件付きコンパイル定数を定義して使用する場合のコード例を次に示します。
' Vbc /define:DEBUGMODE=True,TRAPERRORS=False test.vb
Sub mysub()
#If debugmode Then
' Insert debug statements here.
MsgBox("debug mode")
#Else
' Insert default statements here.
#End If
End Sub
関連項目
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