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Universal Resource Scheduling のスケジュール ボードのリソース使用率

ディスパッチャーとサービス・マネージャーは、リソース使用率メトリックを使用して、情報に基づいたスケジューリングの決定を下すことができます。

稼働率とは、ディスパッチャーがリソースを作業するようにスケジュールする時間です。 このメトリックは、予約された時間と作業時間の割合です。 スケジュール ボードでは、リソースの名前の横にリソース使用率が表示されます。

リソース使用率の計算

リソース容量と所要量工数は、使用率の計算では考慮されません。

稼働率は、選択した日付範囲の合計予約時間を合計労働時間で割った値から導き出されます。

計算式: ((日付範囲内の合計予約時間)/(合計稼働時間 x 日付範囲内の日数)) x 100

  • 合計予約時間 は、 コミット 済み ステータスの予約についてリソースに予約された時間の合計です。

  • 合計労働時間は 、リソースの労働時間の合計です。 予約可能なリソース レコードの設定は、作業時間を定義します。 詳細については、予約可能なリソースの設定 を参照してください。

リソースは、月曜日から金曜日まで 8 時間のシフトで勤務します。 スケジュール ボードの日付範囲には、月曜日から日曜日までの 7 日間の週が表示されます。

総労働時間は40時間(5×8時間)です。

ディスパッチャーが稼働週を通じて 10 時間リソースを予約する場合、合計作業時間は 10 時間です。

したがって、リソースの使用率は 25% ((10 / (5 x 8)) x 100)) です。

予約ステータスが利用率に与える影響

ビジネス プロセスでは、移動中、進行中、休憩中、完了など、 複数の予約状態を使用できます。 それぞれが、 コミット済み提案済みまたはキャンセル済みのいずれかの予約状態にマップされます。 予約は、確認され、リソースが作業を完了すると、 コミット済み 状態にマップされます。 「提案済み」ステータスは、未確認の作業を示しています。 キャンセル済み ステータスは、予約がスケジュールされなくなったことを関係者に通知します。

使用率メトリックは、予約状態が 提案済み または キャンセル 済み の予約を無視します。

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