Dynamics 365 Guides ソリューションをインストールする

Microsoft Dynamics 365 Guides サブスクリプションを購入してから、Guides ソリューションをインストールできる環境を作成します。

試用環境を運用環境に変換するべき場合は、試用版を運用版に変換するを参照してください。 使用するべき別の環境 (会社の Dynamics 365 テナントに含まれるインスタンスなど) がある場合は、ソリューションのインストールと構成に進みます。 それ以外の場合は、次の手順を実行して運用環境を設定します。

前提条件

• Power Platform 管理センターのシステム管理者ロール。
• Power Apps などの環境を作成できるライセンスを含む Dynamics 365 Guides ライセンスが割り当てられていること。

運用環境の設定

1. Power Platform 管理センターに移動します。

2. 新しい環境を作成して、種類として運用を、Dataverse データ ストアの追加に対してはいを、それぞれ選択します。

   重要

   この Dynamics 365 Guides ソリューションは試用環境にもインストールできます。 ユーザーのコンテンツが含まれる試用環境は、30 日間の試用期間が終了した後に自動的に無効になるため、期間終了後は使用しないことをお勧めします。 運用環境にアップグレードしたり、コンテンツを別の環境に移行したりする場合は、7 日間の支払猶予期間があります。

3. 地域 フィールドでは、既定の設定をそのまま使います。

   重要

   既定の Microsoft Entra テナント リージョンと異なるリージョンに Dataverse 環境インスタンスを設定する場合、Dynamics 365 Guides モデル駆動型アプリはインストールできません。 Dataverse の環境インスタンスを既定のリージョン以外に設定する場合は、まず Microsoft サポートに問い合わせて、お使いのテナントを Power Platform 用のマルチ地域テナントに設定するよう依頼します。

4. 次へ を選択し、次の情報を選択します。

   • 言語: 組織が対応している言語。
   • 通貨" 組織の通貨。
   • セキュリティ グループ: セキュリティ グループを設定している場合は、そのグループを選択するか、またはなし を選択します。
   • Dynamics 365 アプリを有効化する: はい。
   • これらのアプリを自動的に展開: Guides

5. 保存を選択します。

   新しい環境がアクティブな場合は、その環境の状態フィールドに準備完了と表示されます。 Guides ソリューションが自動でインストールされます。

6. ライセンスを割り当て、ユーザーを追加します。

ソリューションのインストールと構成

すでに環境が作成されている場合は、次の手順を実行して Dynamics 365 Guides ソリューションをインストールします。

1. Power Platform管理センター の左側のウィンドウで、リソース>Dynamics 365 アプリの順に選択し、一覧から Dynamics 365 Guides を選択して、次にインストールを選択します。 一覧に Dynamics 365 Guides が表示されるまでに、数分かかる場合があります。

2. Dynamics 365 Guides のインストール ダイアログ ボックスで環境を選択し、サービス使用条件に同意するチェック ボックスをオンにして、インストールを選択します。

   メモ

   自分の環境が表示されず、有効な Guides ライセンスを持っている場合は、有効期限が切れた試用環境に Dynamics 365 Guides をインストールした可能性があります。 Power Platform 管理センターに移動して試用環境を選択し、運用環境に切り替えることができます。

   Power Platform 管理センターに次のメッセージ「Dynamics 365 Guides のインストールが <時刻>、<日付> に <名前> のアカウントによって開始されました」が表示されます。

   ソリューションのインストール中は、アプリの 状態 フィールドに インストール中 と表示されます。 アプリがインストールされると 状態 フィールドが インストール済み に変わります。

   メモ

   このインストール処理は最大で 1 時間かかります。 この必要な時間は、時間帯と地域によって異なります。 1 時間後に状態が変更されていない場合はページを更新してください。

Microsoft プラットフォームと Guides

Dynamics 365 Guides は、次の 3 つの Microsoft プラットフォームに依存しています。

• Microsoft Dataverse
• Microsoft Dynamics 365 コア サービス
• Microsoft Teams

まれに、これらの基盤となるプラットフォームへの変更により、Dynamics 365 Guides で問題が発生することがあります。 同様に、これらのプラットフォームのいずれかを変更すると、Dynamics 365 Guides の問題を解決できる場合があります。 これらのプラットフォームの変更スケジュールについては、次の記事を参照してください。

• Microsoft Dataverse のリリース バージョン
• Dynamics 365 コア サービス スケジュール設定のリリースされたバージョン
• Microsoft Teams アプリ バージョンの更新履歴 (パブリック クラウドおよび GCC)

詳細については、Dynamics 365 アプリの管理 を参照してください。

次のステップ

• ライセンスを割り当て、ユーザーを追加する