場所、在庫ドキュメント、仕訳帳に既定の分析コードを設定する

重要

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有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2023年3月1日 2023年4月1日

ビジネス バリュー

分析コードとは、エントリを分類する値のことです。これにより、さまざまなレポート ツールを使用してエントリを追跡し、分析できるようになります。 たとえば、あるエントリの出所となった部門やプロジェクトを分析コードで表すことができます。 エンティティに対する既定の分析コードがあれば、ミスの発生を回避できますし、すべての商品の出所が 1 つの場所や部門である場合に、トランザクション レベルで分析コードを手動で入力する必要がなくなります。

機能の詳細

このリリースでは、以前のいくつかのリリースで導入された、場所に対する既定の分析コード機能が完成されています。

場所カード ページで、分析コード アクションを選択して場所に既定の分析コードを設定することができます。 次のいずれかのドキュメント内の行で場所を選択すると、その既定の分析コードがドキュメントにコピーされます。

  • 移動オーダー
  • 現物在庫注文
  • 在庫出荷
  • 在庫入庫
  • 品目仕訳帳

必要に応じて、行にある分析コードを削除したり変更したりすることもできます。

エントリを転記する前に、特定の場所の分析コードを指定することをユーザーに要求できます。 また、場所の分析コード値を既定の分析コードの優先順位分析コードの組み合わせに指定して、優先順位と分析コードのルールを組み合わせることができます。

移動オーダー ドキュメントと再分類仕訳帳では複数の場所が扱われるため、データを入力する順序は重要です。 既定の分析コードは、最後の場所フィールドからコピーされます (輸送中の場所は無視されます)。 次の例は、使用される既定の分析コードを示しています。

分析コードを次のように設定しているとします。

  • 場所 EAST。 部署の分析コードは ADM
  • 場所 WEST。 部署の分析コードは PROD

移動オーダーに対する場所を次のように指定したとします。

  1. 移動元場所 = EAST
  2. 移動先場所 = WEST

PROD 分析コードは、場所 WEST からコピーされます。

次のように、逆の順序でフィールドに入力したとします。

  1. 移動先場所 = WEST
  2. 移動元場所 = EAST

ADM 分析コードは、場所 EAST からコピーされます。

既定の分析コードの優先順位

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関連項目

場所を設定する (ドキュメント)