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サービス期間について

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

サービス合意間隔は、サービス注文を自動的に作成する場合に、サービス契約項目に対してサービス注文明細行が作成される頻度を表します。

サービス注文を自動的に作成する場合、サービス注文明細行は、契約明細行の開始日を起点とし、サービス合意明細行に対して指定した間隔に基づいて作成されます。

注意

"サービス契約" フォームのサービス合意明細行の [間隔] フィールドが空欄になっている場合、その明細行は 1 回限りのイベントであり、サービス注文を定期的に作成する際には使用されません。

この例では、サービス注文のサービス合意明細行とサービス注文明細行に、サービス期間が影響を与える仕組みを説明します。

Aa573169.collapse_all(ja-jp,AX.60).gifサービス合意の作成

まずサービス合意を作成し、[サービス注文の組み合わせ] オプションを [サービス契約別] に設定します。

  1. サービス管理 >共通 >サービス契約 >サービス契約 をクリックします。

  2. アクション ウィンドウの [サービス契約] タブの [新規] グループで、[サービス契約] をクリックして新しいサービス合意を作成します。

  3. [一般] クイック タブに説明を入力し、[プロジェクト ID] フィールドでプロジェクトを選択して、[開始日] フィールドに日付を入力します。

  4. [サービス注文の組み合わせ] フィールドで、[サービス契約別] を選択します。

これで、次のサービス合意が作成されました。

プロジェクト

開始日

選択したプロジェクト

プロジェクトに指定した日付。この例では、現在の日付を使用します。

Aa573169.collapse_all(ja-jp,AX.60).gifサービス合意明細行の作成

次に、トランザクション タイプが [時間] のサービス合意明細行を作成します。

重要

この例のこの部分を完了するには、"サービス期間" フォームで 10 日間のサービス期間を作成する必要があります。サービス期間の設定については、「サービス期間の設定」を参照してください。

  1. 作成したサービス合意を選択します。[明細行] クイック タブの [追加] ボタンをクリックし、"サービス契約" フォームの下部ウィンドウで新しい明細行を作成します。

  2. [トランザクション タイプ] フィールドで、[時間] を選択します。

  3. [作業者] フィールドで、サービスを提供する作業者を選択します。

  4. [サービス期間] フィールドで、間隔を 10 日として選択します。

これで、次の情報を含むサービス合意明細行が作成されました。

トランザクション タイプ

開始日

サービス期間

時間

現在の日付。

10 日ごと

作業者

サービスを実行する作業者。

注意

この明細行に時間枠の設定はありません。時間枠の詳細については、「時間枠について」を参照してください。

Aa573169.collapse_all(ja-jp,AX.60).gif計画済みサービス注文の作成

翌月の計画済みサービス注文とサービス注文明細行を作成できます。

  1. [サービス契約] フォームの [アクション ウィンドウ] の [出荷] タブで、[計画されたサービス注文] をクリックします。

  2. "サービス注文の作成" フォームで、 [開始日] フィールドに現在の日付、[終了日] フィールドに現在の日付から 1 か月後の日付を入力します。

  3. [時間] チェック ボックスをオンにします。

  4. [OK] をクリックします。

[サービス注文の組み合わせ] フィールドの [サービス契約別] オプションで定義したサービス注文にはグループ化が存在しないため、サービス注文ごとに 1 つのサービス注文明細行が作成されます。

Aa573169.collapse_all(ja-jp,AX.60).gif作成されたサービス注文

[サービス注文の作成] ダイアログ ボックスで指定した時間枠内に、サービス注文明細行が 3 行作成されています。サービス注文明細行は、"サービス契約" フォーム (アクション ウィンドウ > [出荷] タブ > [表示] ボタン) に表示できます。

参照

サービス期間の設定

サービス注文の自動作成

サービス注文の自動作成について