カスタム タスク拡張機能に基づいて Logic Apps をトリガーする
ライフサイクル ワークフローを使って、Azure Logic Apps の拡張機能からカスタム タスクをトリガーできます。 これを使って、ライフサイクル ワークフローの機能を組み込みのタスクから拡張できます。 カスタム タスク拡張機能に基づいてロジック アプリをトリガーする手順は次のとおりです。
- カスタム タスク拡張機能を作成します。
- カスタム タスク拡張機能で実行する動作を選びます。
- カスタム タスク拡張機能を新規または既存の Azure ロジック アプリにリンクします。
- カスタム タスクをワークフローに追加します。
ライフサイクル ワークフローの拡張性について詳しくは、ワークフローの拡張性に関する記事をご覧ください。
Microsoft Entra 管理センターを使用してカスタム タスク拡張機能を作成する
ヒント
この記事の手順は、開始するポータルに応じて若干異なる場合があります。
ワークフローでカスタム タスク拡張機能を使うには、Azure ロジック アプリとリンクするカスタム タスク拡張機能を最初に作成する必要があります。 ロジック アプリは、カスタム タスク拡張機能を作成するのと同時に作成できます。 これを行うには、次の手順を実行します。
Microsoft Entra 管理センターにライフサイクル ワークフロー管理者以上としてサインインします。
[Identity Governance]>[ライフサイクル ワークフロー]>[ワークフロー] の順に移動します。
ライフスタイル ワークフローの画面で、[カスタム タスク拡張機能] を選択します。
カスタム タスク拡張機能のページで、[カスタム タスク拡張機能を作成する] を選択します。
[基本] ページで、カスタム タスク拡張機能の一意の表示名と説明を入力し、[次へ] を選択します。
[タスクの動作] ページで、Azure ロジック アプリを実行した後のカスタム タスク拡張機能の動作を指定します。 [起動して続行] を選択した場合は、すぐに [次へ: 詳細] を選択できます。
[起動して待機] を選択した場合は、タスクが失敗と見なされる前にロジック アプリからの応答を待機する時間のオプションと、応答承認を設定するオプションが表示されます。 これらのオプションを選択すると、[次へ: 詳細] を選択できるようになります。
Note
カスタム タスク拡張機能の動作について詳しくは、ライフサイクル ワークフローの拡張性に関する記事をご覧ください
[Logic App details] (ロジック アプリの詳細) ページで、[新しいロジック アプリを作成する] を選んで、それを配置するサブスクリプションとリソース グループを指定します。 また、新しい Azure ロジック アプリの名前を指定します。
重要
ロジック アプリは、カスタム タスク拡張機能と互換性があるように構成されている必要があります。 詳しくは、「ライフサイクル ワークフローで使用するためにロジック アプリを構成する」をご覧ください
正常にデプロイされた場合は、[ロジック アプリの詳細] ページにすぐに確認が表示され、[次へ] を選択できます。
[レビュー] ページでは、カスタム タスク拡張機能と作成した Azure ロジック アプリの詳細を確認できます。 詳細がカスタム タスク拡張機能に必要な内容と一致している場合は、[作成] を選びます。
カスタム タスク拡張機能をワークフローに追加する
カスタム タスク拡張機能を作成した後は、それをワークフローに追加できます。 カテゴリが一致するワークフロー テンプレートにのみ追加できる一部のタスクとは異なり、カスタム タスク拡張機能は、カスタム ワークフローの作成元として選んだ任意のテンプレートに追加できます。
カスタム タスク拡張機能をワークフローに追加するには、次の手順のようにします。
左メニューで、[ライフサイクル ワークフロー] を選択します。
左メニューで、[ワークフロー] を選択します。
カスタム タスク拡張機能を追加するワークフローを選びます。
ワークフローの画面で、[タスク] を選びます。
タスクの画面で、[タスクの追加] を選びます。
[タスクの選択] サイド メニューで [カスタム タスク拡張機能を実行する] を選んで、[追加] を選びます。
カスタム タスク拡張機能のページでは、タスクの名前と説明を指定できます。 また、構成済みのカスタム タスク拡張機能の一覧から使用するものを選びます。
終わったら、 [保存] を選択します。